今からお見せする写真は今月に撮った北海道の発酵床の現場です。
1枚目の写真は初産、未経産の牛群(右側のマス)です。※左側は親授乳中の仔牛
床が乾いていて清潔感が伝わってきます。
2枚目の写真は経産牛の牛群です(左側のマス)です。※右側は親授乳中の仔牛
床は少し湿っている状態です。
どちらの群も頭数密度は同じなのですが、
経産牛群の糞尿の量が多かった為にこのような結果になったのでしょう。
さて、発酵床としてはどちらの方が機能しているかというと、答えは経産牛群の床です。
現場の方が床をほじくってみると湿っている経産牛群の床の方が
発酵熱で暖かかったようです。
初産、未経産牛の牛群は乾燥しすぎて発酵が進まなかったのでしょう。
今までの床のメンテナンスは、できるだけ取れる糞は取っていた為に
水分や微生物のエサが足りなかったことが考えられ、
今後は床の状態を見ながら調整していくとのことでした。
また、結果をご報告いたします。乞うご期待です!