営業マンの放浪日記

今月、子牛市場をまわって。

岩本尚吾の日記2013/12/26

 

 

今月は、10日の薩摩中央(鹿児島)子牛セリ、11日の豊後豊肥(大分)子牛セリ、

 

 

 

 

12日の豊後玖珠(大分)子牛セリ、18日から20日は、曽於(鹿児島)子牛セリ に行ってきました。

 

 

 

 

これらの地区は、特に、アースジェネターを給与している農家さんが多い地域でもあります。

 

 

 

 

子牛セリに行き、牛達を見ると、いろいろなことを考えさせられます・・・

 

 

 

 

いつ見ても、牛達がきちんと管理されていて(もちろん、血統、性別などによる個体差はあります)、

 

 

 

 

いつも良い感じで子牛を育てている農家さんもいれば、

 

 

 

 

子牛の発育が一度は良くなり、喜んでいたのに、いつの間にか元に戻っている!?  農家さんもいます。

 

 

 

 

ブレないでやるべきことをやり続ける農家さん と なにかを理由にして、手抜き!?をしてしまう農家さん

 

 

 

 

いろいろな意味で、継続することって、難しいと思っています。

 

 

 

 

 

もちろん、それが人間だと思うのですが・・・

 

 

 

 

 

ちなみに、僕は、めっちゃブレていますが・・・ 

 

 

 

 

 

今回、子牛セリをまわる中で、やり方を変えて良くなっている農家さんも多かったです。

 

 

 

 

そのうちの一人の農家さんの話をすると、

 

 

 

 

その方の牛、いつも発育は良いのですが、少し配合飼料の給与量が多く(粗飼料とのバランスが悪く)、

 

 

 

 

子牛セリでは、 250日、 350キロ みたいな感じで上場するのですが、

 

 

 

 

思ったほど高値で販売していませんでした。

 

 

 

 

おそらく、その牛を肥育農家さんが見て(さわって)、肥育に行った時に伸びそうじゃないかも!?、

 

 

 

 

と 思っていたのかもしれません。

 

 

 

 

繁殖農家さんは、セリの時の体重を、特に気にしますが、

 

 

 

 

基本的な発育があるなら、それほど体重にこだわらなくても良いと思います。

 

 

 

 

☆ここらへんは、単純な問題じゃないのかもしれませんが・・・ 

 

 

 

 

その農家さんと話しながら、

 

 

 

 

出荷前は、配合飼料の量を抑えて、粗飼料を多めに食べさせましょう、という話をして、

 

 

 

 

その方が、思い切って飼い方を変えて以来、見違えるように、子牛の表現形が良くなりました。 

 

 

 

 

今回の子牛セリに上場していた、 山下くん(去勢) ちなみに、母牛の名前は、やまぴい

 

 

 

 

血統は、 百合茂ー安福久ー平茂勝 も 良い感じに育っていました。

 

 

 

 

ちなみに、山下くん は、289日 313キロ でした。

 

 

 

 

繁殖農家さんは、この体重で良いんだろうか(もっと大きくしなくて良いんだろうか)という話をしていましたが、

 

 

 

 

もちろん、今のままでオッケーです。 

 

 

 

 

結局、この牛は、74.8万円(セリ価格) でした。

 

 

 

 

その牛は、僕のよく知っている、暴れん坊!?(肥育農家さん)が買っていきました・・・

 

 

 

 

野田さん ありがとうございます!!  知っている肥育農家さんが買うと、なおさら嬉しいです。 

 

 

 

 

 

繁殖農家さんが、思い切って行動してくれたこと(配合飼料を減らしてくれたこと)からの話でした。

 

 

 

 

 

 

ブレないこと も 難しいし、 なにか 行動すること も 簡単ではありませんが、

 

 

 

 

 

せっかくの一度きりの人生なので、先ずは、なにかやっていきましょうか。