営業マンの放浪日記

オーーッ!!

岩本尚吾の日記2009/06/17

 

大分県の繁殖農家さんのところへ行って来ました。

 

 

おーーっ!!

 

 

         

 

血統が揃っています。

 

もちろん、飼養管理も良いので、子牛も元気が良く、セリでも高値で販売しています。

 

このように母牛の改良ができていると、セリでも楽しみが増えると思います。

 

周りの農家さんは、

 

”あそこは血統が揃っていてウラヤマシイ”

 

”でも、うちにはそんなお金無いけんね・・・”

 

と言います。

 

ただ、最初からこのように揃っていたわけではありません。

 

当り前なのですが、一歩一歩 改良してきているのです。

 

今日つけた精液が、子牛となって生まれ、セリに出るまで約18か月。

 

セリに出した子牛を繁殖母牛として残し、その子が、子牛を産むまで、約14か月。

 

改良には時間がかかります。

 

今、始めなければ、18か月後のセリの時に、

 

”この牛は血統が悪いけんね・・・”

 

なんて言ってしまいます。

 

それは、18ヶ月前の自分が選択していることなのです。

 

セリに出す子牛は、繁殖農家さんにとっての通知表みたいなものです。

 

自分が育てた子牛の文句を言っていても何も始まりません。

 

とにかく、一歩一歩 できることからやっていきましょう。