繁殖農家さんの牛舎へ牛を見に行って、子牛牛舎に敷料が無い(少ない)時に、
僕は、 ”良かったら、ゴムマットを敷いて下さい” と言うことが多いです。
コンクリートの上で子牛を育てていて、敷料が無い(少ない)と、
冬場は、寒くてお腹が冷えて(もちろん、夏場でもお腹は冷えます)、ストレスもかかりますし、
かといって、大量に敷料(オガクズやモミガラなど)を敷くのも、コストや手間もかかる場合もあるし、
そういう意味では、 マットを敷くこと は 費用対効果 が あるからです。
☆マット と言っても、厚かったり、薄かったり、滑りやすかったり、いろいろな種類があります。
3ヵ月齡くらいまでの子牛なら、薄いゴムマットでも、お風呂マットのようなものでも良いと思うのですが、
それ以上大きくなると、やはり、きちんとした(厚手の)マット の方が良いのかもしれません。
”子牛が小さいときは、ゴムマットを使っていましたが、大きくなって、滑りやすいので、取り除きました・・・ ”
と言われることも少なくないです。
もしマットを使うなら、小さい時だけでなく、出荷前まできちんと使って欲しい、と思っています。
子牛のストレスが少なくなれば、病気の予防にもなるし、必然的に発育も良くなります。
ということで、マット はたくさんありますが、僕が現場で見ていいな、と思ったものを紹介します。
それは、ボビレックス(ウレタンマット) 《株式会社 ワイピーテック》 というものです。
http://www.yptech.co.jp/products/dairy/bovi-rex.html
☆一枚 の 幅が 約120センチ 長さが 約190センチ (重さ 約15キロ) だと思います。
ボビレックスは、とても軽いのですが、ゴム ではなく ウレタン素材のようです。
九州では、ゼノアックさん が 取り扱っているようです。 価格は、1枚 21,000円くらい!?だと思います。
詳しくは、ゼノアックさん、もしくは、ワイピーテックさん に聞いてみて下さい。
敷料が少ない地域の農家さん や 子牛をコンクリートの上に寝かせている農家さんは、騙されたと思って、使ってみてください。
費用対効果 あると思います!!
たまたまなのですが、宮崎の繁殖農家さん(ウロンコロンさん)が ボビレックス を購入していて、ブログで載せていました。
http://yaplog.jp/uronkoron2/archive/37
☆ ウロンコロンさんは、母牛に、ボビレックス(ウレタンマット) の利用を開始したようです。
寝る場所が快適になれば、母牛にとっても産まれてくる子牛にとっても良いですよね。 ムフフ・・・
ウロンコロンさん また儲かっちゃいますね!!
昨日まで、石垣島にいたのですが、島の農家さんも ウレタンマット や ゴムマット、お風呂マット を上手に使っている方が多かったです。
敷料が無い(少ない)地域には、必須アイテム!? だと思いますよ!!