今回は与論町で街路樹や庭木を伐採した木材などを粉砕して敷料化している
ラブセンターを見学させて頂いたので紹介いたします!
このセンターは平成22年度資源循環化施設整備事業で建設されました!
アッ!ラブセンターって名前を見て変な事を想像しちゃダメですよっ!
この「ラブ」はこっちの「Love」ではなく「Rub」の方で、
「こする」、「揉む」、「さする」…という意味ですよ!
まずはこのセンターで出来上がった製品からお見せしましょう!!
このフレコンバッグ約1?(300kg)で2,000円で販売しています
敷料が中々手に入らない与論町では船賃も掛からず、まずまずの価格ってとこでしょうか!
この敷料製造の流れをお見せします!
まずはトラックで伐採した原料が搬入されます
この搬入された物を機械に投入出来るサイズにチェンソーで50cm位にカット
ここの作業は中々大変そうでしたっ!
私も冬用の薪準備でチェンソーを使うのでその大変さがよ~く分かります!!
このカットした材料を…
1次処理…破砕機
ベルトコンベアーで2次処理揉み摺機に搬送
2次処理…揉み摺り機
の順で流し、最後に…
天日乾燥してから最初にお見せしたフレコンバッグへ袋詰めで出来上がりです
ただ…この製造に関しては原材料の搬入とその量が不安定な為、
いつも安定的に生産、在庫する事が出来ない事が悩みの種だそう
モチロン少しでも地域で発生する廃棄物を加工して地域産業に循環させるという取り組みは
素晴らしいのですが、林業が盛んな地域とは違って原材料の安定供給が難しい地域環境では
このような状況が発生するのは仕方がない事ですよね!
今回お邪魔したこちらの農場ではこの敷料を利用してました!
先程の事情から、どうしても十分な量が確保できないのですが、あとは地元で手に入る
キビのハカマやバカス、喰い残した乾草などで混合増量するなどの工夫をして
牛さん達の為にも上手に利用していきましょうねっ!
与論島シリーズは今回でおしまいですが…
台風、大雨、強風、塩害、干ばつなどなど…畜産に限らず自然を相手にする仕事というのは
本当に大変ですよねっ!
でも、今までの皆さんの経験と知恵を寄せ集めてこの難局を乗り切って下さいねっ!
乗り切った後には必ず良い事もたくさん待っていますって!!
ファイトォ~~ッ!!・ファイトッ!!