営業マンの放浪日記

児湯セリでの話。

岩本尚吾の日記2013/09/15

 

 

 

今月11日 と 12日 に東北担当の松浦くんと一緒に、児湯(宮崎県)家畜市場子牛セリに行って来ました。

 

 

 

 

セリの詳細については、松浦くんが書いているので省略しますが  、

 

 

 

 

セリを見ていると、日齡 256日  体重 191キロ の 小さめの子牛(去勢)が出てきました。

 

 

 

 

セリが始まり、20万円 を 超え 25万円 に・・・

 

 

 

 

そして、30万円 を 超え 35万円・・・  そして、40万円 を 超え・・・

 

 

 

 

ここでセリ場は、”オーーッ!!” という感じで、ザワザワして、結局、42.1万円 で落札でした。

 

 

 

 

その直後、セリ場全体が、 ”あの牛、あんなにするんだね・・・” という感じだったのですが、

(その牛を、セリ場で意識して見た方が、何人いたのか分かりませんが)

 

 

 

 

実は、その牛は知り合いの方の子牛だったので、僕はセリ場でその牛を見ていました。

 

 

 

 

実際、その牛は、他の牛と比べかなり小さめでしたが、農家さんが素直に飼っているので、

(この繁殖農家さんはどの子牛も無理させず良い感じで育てています)

 

 

 

 

無駄な脂肪が無く、かなりすっきりした子牛でした。

 

 

 

 

日齡 256日 体重 191キロ、 42万円という価格は、今の相場にも助けられたかもしれませんが、

 

 

 

 

この牛を購買した方は、この牛の 将来性 にも期待したのだと思います。 

 

 

 

 

おそらく、この牛に対して、配合飼料を多給すれば、220キロ くらいにはなったと思います。

 

 

 

 

ただ、そうなると、見るからに伸びがない、子牛なのにズングリムックリになり、

 

 

 

 

ここまで価格がしなかったのではないか、と個人的には思っています。 

(もしかしたら、もっと高値だったのかも!?しれませんが・・・  ) 

 

 

 


ある肥育農家さんが言っていました・・・

 

 

 

 

 

”子牛は、60万 しても 70万 してもいいから、それを裏切らない牛が欲しい・・・”

 

 

 

 

 

子牛の見た目は、とてもとても大切ですが、肥育農家さんを意識して子牛を育てていますか?

 

 

 

 

必要以上に 体重を気にしなくても良いと思います。

 

 

 

 

肥育農家さんのところに行っても、モリモリ粗飼料を喰い込むような、子牛を育てて下さい。

 

 

 

 

 

そういう子牛を育てることが ”信頼” となって、自分自身に返ってきますから・・・