みなさん、お久しぶりです!
10月に入って帯広も秋らしい気候になってきました。
今日の日中最高気温は16℃と、例年に比べるとチョット甘いかな?って感じです。
さて、今回は広島県熊野町で和牛120頭を肥育されている馬上畜産さんをご紹介いたしますね!
まずはとっても仲の良いご家族の写真から公開いたします!
向かって右から
とても忠実な警備主任、ゴールデン・ムツ(♂:10才)です。
主人が肥育専門なので、私も少し肥育されちゃいました!
真ん中がイケメン現場責任者、馬上幸治さん(33才)です。
な、な~んと!
ド、ド・ク・シ・ンですよぉ~~っ!(羨ましいぃ~っ…!)
左端が幸治さんの生みの親である馬上照子さんです。
いつも元気溌剌、年齢不詳の?社長さんです。
馬上畜産さんは昭和30年頃、祖父が少頭数から肥育を開始しました。
その後、照子さんの旦那様である幸憲社長さんが徐々に増頭、現農場の基礎を作りました。
平成17年10月、元気であった幸憲社長が急逝されました。
これを機に、牛さんとは直接関わりのない会社のサラリーマンだった幸治さんは勤めの傍ら寸暇を惜しんで、失意のどん底にあったお母さんの右腕となって牛さんたちの世話をし、この農場を支えてきました。
牛さんと直接関わり合うようになった幸治さん、肥育に関しては全くの素人。
バイブルである松本大策先生の本を何度も読み返しては試行錯誤の連続。
持ち前のねばり強さと、知らないが故の柔軟な発想と実行力、そして鋭い観察眼でめきめき頭角を現し、広島牛特産化枝肉セリ会でも成績上位に顔を出すまでに成長。
そして遂に、平成20年7月29日開催された県種雄牛「勝白」の広島県畜産共進会にて最優秀賞を獲得!!
幸治さん!本当におめでとうございました!
“お見事!”と言うしかありません!
せっかくですから、受賞された枝肉の写真も掲載させていただきますね。
ねっ!見事な枝肉成績でしょう?
この牛さんは導入から出荷まで病気もなく、ず~っと喰い続けていたそうです。
そのせいもあるのでしょうか、サシはモモまでしっかり抜けていたそうです!
飼料及び諸資材の高騰など、生産現場にとっては今暫く厳しい時代が続くと思われます。
しかし、きめ細かな日本独特の和牛生産、肥育技術は世界に類を見ない素晴らしい技術です。
馬上さんもこの逆風にめげず、より良い牛つくりを目指して頑張っていて下さいね!
私達も陰ながら応援させていただきます!
近い将来、必ずや追い風の時代がやってくるものと思います。
否、みんなで力を合わせてそういう時代を作っていきましょう!!
日本の美味しい和牛を世界の人達に食べて貰いましょうよ!!