営業マンの放浪日記

コスト削減について考える

岩本尚吾の日記2013/07/11

 

 

 

少し前の話なのですが、福岡の酪農家さんのところへ行ってきました(搾乳牛 60頭)。

 

 

 

 

 

この農家さんは、粗飼料や配合飼料の価格が上がったこともあり、今年になり、3回搾乳に変更しています。

 

☆朝と夕方 1日、2回搾乳する(乳を搾る)酪農家さんが一般的です。

 2回搾乳 から 3回搾乳 に変更すると、1日の乳量が10パーセント増えると言いますが、

 この牧場も1頭当たりの乳量が 30リットル から 33リットル に増えているということです。

 

 

 


この農家さんは、購入飼料が主体なので、エサ代が高騰するとそのまま利益が減るのですが、

 

 

 

 

乳量が 1割 増えているので、手間はかかるが、今のところはOKだということでした・・・ 

 

 

 

 

別の酪農家さんの話なのですが(この方も、搾乳牛 60頭)、

 

 

 

 

この農家さんも 購入飼料主体なので 経費が増え、コスト削減を考え、

 

 

 

 

アースジェネターの給与(10年以上給与していました)を止めてしまいました・・・ 

 

 

 

 

ちなみに、搾乳牛 60頭の場合(コスト 1頭当たり 1日 約12円) 年間の給与コストは、約25万円です。

 

 

 

 

このコストをどう考えるかは農家さん次第ですし、

 

 

 

 

販売している僕らが、継続給与した方が、結局はプラスになりますよ・・・  ムフフ・・・  

 

 

 

 

なんて言うと かなり怪しい!?ので決して言いませんが、

 

 

 

 

本音を言えば、やはり給与したほうが良いと思います。

 

 

 

 

ルーメン や 腸内細菌叢の安定、病気の予防、飼料効率、環境改善・・・

 

 

 

 

エサ代の高騰を含め、厳しい情勢が続いておりますので、コスト削減は気になりますが、

 

 

 

 

病気を出さないこと が 一番のコスト削減 だと思います。

 

 

 

 

 

みなさまの牛達が元気に育ちますように・・・ 

 

 

 

 

 

暑い毎日が続いておりますが、くれぐれもお身体お大事にして下さいませ・・・