酪農現場でよく見かける風景です。
それは、飼槽においてある炭酸カルシウム(飼料用タンカル)です。
TMRなどにも混合していますが、それでも足りない牛は良く摂取しているようです。
カルシウム摂取を行うことでその時の牛の体調だけでなく、
体内の蓄積量を増やすことで、
やがて訪れる分娩後の調子に影響を及ぼすことは言うまでもありません。
今回訪れた酪農家のIさんは、タンカルを自由採食にしたばかりですが、
予想以上に牛が摂取しに来るということでした。
「欲する」ということは、「足りてなかった証」なのかもしれません。
タンカルに限らず、色んな場面で大事なことだとあらためて実感しました
Iさんの今後、特に分娩後の立ち上がりが楽しみです。