愛媛の養豚場での話の続きですが・・・
今回行ってきた ”せと風ファーム” は、飼養管理や環境が素晴らしく、臭気もほとんどありません。
繁殖農家さん、肥育農家さん、酪農家さんと違い、
(もちろん、環境や牛舎構造によるのですが・・・)
養豚場で 臭気が少ない というのは、本当にスゴイことなのです・・・
臭気のことについて 場長の松田さん に話を聞くと、
”微生物資材を全頭に給与しているからじゃないかな・・・” と話していました。
アースジェネターを全頭に給与しているので臭気が少ないんです!! と書きたいのですが、
アースジェネターの給与は哺乳中の子豚(病気予防のため)のところだけでした・・・
牛達や豚達を見て、お肉が食べたい・・・ という気持ちにはなりませんが、
畜舎環境 を見たり、農場や豚達(牛達)への ”熱い思い” を聞くと、
この方の育てた豚達(牛達)のお肉が食べたい・・・ と思うことはよくあります。
せと風ファーム は、そんな農場でした。
ということで・・・ 農場に行った日の午後、せと風ポーク(せと風ファームのお肉) を食べてきました。
当たり前かもしれませんが、バリウマでした・・・
牛達、豚達は、ある意味、食べられるために生きています。
そして、その命を僕達がいただいています。
牛(和牛)なら 約30ヵ月、豚なら 約180日(体重約110キロ)の限られた命です。
(もちろん、例外もありますが・・・)
この限られた命の中で、どのように管理してあげるかは、農場主次第だと思います・・・
自分がもし 牛や豚に産まれたとすれば、自分に飼われたいですか??
最近思うのは、各農場の牛達(豚達)の ”生きざま” は、
実は、その農場主の ”生きざま” に似ているんじゃないかな って思ったりします。
家畜を飼うことは、あくまでも経営なので(趣味の人もいるかもしれませんが)、
再生産できるだけの利益は最低限確保しつつ、その中でどのように管理してあげるか・・・
家畜への 思い や 環境改善 は、
実は、家族や周りの方への 思いやり や 心配り ともつながっているような気がします・・・
少し大げさですか??
忙しい毎日だとは思いますが、まだまだできることあると思います!!