さて皆さん、
今回は根室地区のとある酪農現場の素敵な取り組みをご紹介いたします。
まず簡単な牛乳の流通を下記に示します。
① 搾 乳
↓
② バルククーラー ・・・・簡易検査!
↓ 検査①
③ タンクローリー
↓ 検査②
④ 乳業メーカー工場 (検査③)
↓
⑤ スーパーなどの小売店
着目したいのは検査(異物、抗生物質、雑菌混入の有無調査)に関する事です。
通常はJAなどの組織が行っていることがほとんどです。
が、検査①、②の場合、結果判明に時間を要するため、
もし万が一のことがあれば大量の牛乳を廃棄しなければなりません!
その時は当然、保険対応になりますが、
『そのリスクをもっと下げて更に信頼される牛乳を消費者に届けよう!』
との思いから、農場で自主的に簡易検査を実施されているところがあります。
このことはすべての農産物に当てはまり、
その取り組みをどんどん公開して消費者に理解していただくことで、
生産者と消費者との信頼関係が得られ、
良い方向へと向かっていくのでは?
そう思ったひと時でした。