一昨日(14日)、薩摩中央の子牛セリ(初日)に行って来ました。
☆今回のセリの詳細は、今月4日に書いたブログ 薩摩中央家畜市場子牛セリ 予習編
(http://labogenitor.com/tabid/77/EntryID/778/Default.aspx)
にも載せていますので参考にしてください。
この日の 出場頭数は 391頭。
種雄牛別出場頭数は・・・
安福久 142頭 百合茂 106頭 金照 39頭 勝忠平 37頭
福華1 16頭 安平幸 10頭 亀次郎 7頭 直太郎 7頭・・・
平均価格は メス 43.2万円 去勢 43.7万円 (セリ値)
先月と比べると 約 1.2万円 下がっていました。
今回のセリでは、40〜50万円台 の 安福久のメス も多く、
以前のように、安福久のメス であれば 60万円から!? という感じではありませんでした。
以前は、80万円 以上する 子牛もたくさんいましたので・・・
県外の購買者(素牛導入)の方が少なかったからかもしれません。
安福久母牛 の子牛(去勢・メス共に)は・・・
もちろん高値で取引されていましたが、以前のように どんな牛でも高いという感じではなく、
やはり表現形によってその牛なりに評価されていたと思います。
現状の枝肉価格 や マルキン などを考慮すると、
肥育農家さんは、できるだけコストを抑えたい(安く買いたい)という気持ちなので、
安福久母牛 についての価格も そのことの表れだったのかもしれません。
もちろん、発育が良く、伸びそうな牛は、去勢・メス共に きちんと高値で取引されていましたよ。
期待の 金照(安平照ー平茂勝ー高栄)については、
思っていたほど小さい牛ではなく、発育の良い牛も多かったです。
薩摩の繁殖農家さん達も言っていましたが、
やはり 勝忠平 や 百合茂 などの大型の母牛に種付けをする方が良いようです。
小さな母牛に種付けをすると、小さな子牛が産まれる確率が高いのでは・・・ と思います。
今回のセリを見て 金照 について言えば・・・
表現形が良く、母牛の血統が良い牛(勝忠平・百合茂・安福久など) は高値で取引されていましたよ。
金照 に限ったことではなく、どんな牛でもそうなのかもしれませんが・・・
薩摩のセリ名簿を見ると、血統が豪華!? で ドキドキ してしまいます・・・
8月の薩摩セリ にも行く予定なので、またブログに書きたいと思います。