徳之島では塩の事を「マシュ」と言います
今回は伊仙町犬田布(いせんちょう いぬたぶ)という所にあるユーザーさんのすぐ側で、
昔ながらの製法によって塩を製造しているという水本さんの作業場にお邪魔してきました
ここが作業場の入り口です。
“ましゅ屋”と看板が…つまり“塩屋”さんという事ですね!
煙が漂っていますけど、お邪魔した時は水分を蒸発させるために釜焚き?をしている最中でした。
奥には海水を入れたプール?が並んでいて、メガネが曇るほど湯気がモクモクと立ち上っています。
何時間もかけて水分を蒸発させ…濃縮していきます。
これは午前中に上げた塩で、水切りの最中のものです。
チョッと舐めさせて貰いましたが、旨味があって美味しい「あら塩」でした
お昼ご飯はたらふく食べてはいたのですが、思わずまたオニギリが食べたくなりました!
こちらの「ましゅ屋」さんはここで詳しく紹介されていますので、是非ご覧くださいねっ!
http://fanblogs.jp/tokunosimaex/category_11/
今の時代、何でもお金儲けのために生産効率ばかりを追い求め、
画一化された商品の大量生産のために機械化や大型化が進んでいます
工業製品ならまだ分かりますが…
私たちの口に入る命の源である食べ物は果たしてこれで良いのでしょうか?
周りが海で囲まれ南北に細長く気候も多様で自然が豊かな日本には、
昔からこの風土に合った日本人ならではの様々な伝統的な技や知恵がたくさん残されているはずです。
先人たちが私たちに残してくれたこれらの知恵や技を、後世の人達にもしっかり伝え残してあげたいものです
食卓には欠かせない塩…
それも工業生産された食塩(塩化ナトリウム)ではなく、海水から作られたミネラル豊富な天然の「ましゅ」
水本さん、ぜひ頑張って下さいねっ!
私も北の大地から応援しています!