9日、薩摩中央の子牛セリ(初日)に行って来ました。
この日の出場頭数は 398頭。
種雄牛別で見ると・・・
安福久 125頭 百合茂 94頭 福華1 48頭 勝忠平 43頭 安平幸 22頭
亀次郎 17頭 直太郎 8頭 花美千 8頭・・・
安福久 と 百合茂 の二頭で半分以上を占めています・・・
平均価格(9日と10日の二日間)は メス 49.8万円 去勢 44.4万円 (セリ値)。
先月と比べ 約 2万円 安くなりました。
安福久のメスが高いのは、予想通りでしたが、
地元の繁殖農家さんが言うには ”先月と比べると落ち着いている” ということでした。
先月は 80万円 以上の安福久のメスがたくさんいたようです・・・
☆東北 や 鹿児島以外の九州地区からも素牛導入に来ていたようです
今回は 50万円台から100万円を超える牛もいましたが、
その牛なりに評価されているのではないか、と思いました。
☆あくまでも個人的な意見です
去勢では(メスでもですが)、安福久母牛 が相変わらず高値で取引されていました。
それだけ結果が出ているということだと思います。
勝忠平 や 百合茂母牛など 母牛として結果を残している血統の産子も高値で取引されていたように感じます。
今は、 母牛の血統 を見る方が多いですね・・・
母牛の血統(三代祖)が良いと、サシが入る確率が高くなる ということだと思います・・・
もちろん、表現形も受け継がれますので、導入する際は、血統だけじゃなく、表現形も見て下さいね。
母牛を改良しようと思う時に、どうしても 安福久 や 勝忠平、 百合茂 に目が行ってしまいますが、
大分なら 寿恵福、 長崎なら 平茂晴 など、
地元で結果を出している牛も選択肢に入れながら、改良を進めていきましょう。
地元の牛だと それほど高値にならず購買できると思いますし、
顔を知っている農家さんの牛の方が安心ですよね。
血統の話ばかりになっていましたが、
母牛 も 子牛 も 肥育牛 も、病気や事故が無く、元気に育っていることが一番です。
日常の 飼養管理 や 観察 をよろしくお願い致します。
次回は、 さなえちゃん!? について書こうと思います・・・
さなえちゃん って 誰・・・
つづく・・・