昨日14日、薩摩中央セリに行って来ました。
先月のブログでも書きましたが、今回から伊佐市場と合併しています。
種雄牛別出場頭数は・・・
頭数の多い順番から
百合茂 安福久 安平幸 勝忠平(上位4頭で約8割) 亀勝 美国桜 福華1・・・・・
初日の平均は、 メス 44.9万円 去勢 47.7万円 (税込)でした。
合併したから、牛も揃うし、もっと高くなるだろうなぁ とも思っていましたが、
枝肉相場の低迷 や 社会情勢 を考慮すると妥当なところなのかな、と思います。
もちろん、この子牛価格でも、肥育農家さんとしては、まだまだ高いです。
ただ、あまり子牛価格が下がると、
今度は繁殖農家さんの元気が無くなってしまい・・・
なかなか難しいですね。
景気が良くなり、お肉がどんどん売れるようになれば良いのですが・・・
今回の去勢トップは
百合茂ー安福久ー平茂勝
270日 380キロ 65.3万円(セリ値)
背幅もあり、腹もできている大きな牛でした。
この牛です ↓↓↓↓↓
鹿児島のMさんが買って行きました。
メスのトップは、
おそらく!? 安福久ー平茂勝ー金幸
277日 292キロ 80.4万円(セリ値) だったのではないか、と思います。
よく知っているKさんの牛でした。
去勢の高値は、どの市場も安福久母牛です。
今回のセリでは、50万円を超える去勢は少なかったのですが、
やはり安福久母牛だけ、価格が違う気がします。
ただ、これから安福久母牛が増えてきた時に、
なんでもかんでも高くはならないと思います。
やはり、表現形の良い素牛を導入していかなければ、
良い子を産む確率が少なくなっていきます。
ここらへんは、確率の問題です。
もちろん、小さなお母さんが大きな子を産むこともありますが、
できるだけリスクを少なくする、ということが大事です。
血統は重要ですが、血統だけではいけないと思っています。
今回のセリは市場が統合したこともあり、
いつも以上に活気のあるものだったのではないか、と思います。
伊佐地区は特に、知っている方の多い地域なのでそう感じたのかもしれません。
最後に、伊佐の椛山さん、いつもお弁当を頂きありがとうございます。
いつも幸せな気持ちになっております・・・
次回のブログでは、
12日に開催された、大分県 豊肥家畜市場子牛セリ について書きたいと思っています。