営業マンの放浪日記

薩摩中央家畜市場子牛セリ @鹿児島

岩本尚吾の日記2011/05/15

 

 

昨日14日、薩摩中央セリに行って来ました。

 

 

先月のブログでも書きましたが、今回から伊佐市場と合併しています。

 

 

 

 

種雄牛別出場頭数は・・・

 

 

頭数の多い順番から

 

百合茂 安福久 安平幸 勝忠平(上位4頭で約8割) 亀勝 美国桜 福華1・・・・・

 

 

初日の平均は、 メス 44.9万円  去勢 47.7万円 (税込)でした。

 

合併したから、牛も揃うし、もっと高くなるだろうなぁ とも思っていましたが、

 

枝肉相場の低迷 や 社会情勢 を考慮すると妥当なところなのかな、と思います。

 

 

もちろん、この子牛価格でも、肥育農家さんとしては、まだまだ高いです。

 

 

ただ、あまり子牛価格が下がると、

 

今度は繁殖農家さんの元気が無くなってしまい・・・

 

なかなか難しいですね。

 

 

景気が良くなり、お肉がどんどん売れるようになれば良いのですが・・・

 

 

今回の去勢トップは

 

百合茂ー安福久ー平茂勝

 

270日 380キロ  65.3万円(セリ値)

 

背幅もあり、腹もできている大きな牛でした。

 

この牛です  ↓↓↓↓↓

 

 

鹿児島のMさんが買って行きました。

 

 

メスのトップは、

 

おそらく!? 安福久ー平茂勝ー金幸

 

277日  292キロ  80.4万円(セリ値) だったのではないか、と思います。

 

よく知っているKさんの牛でした。 

 

 

去勢の高値は、どの市場も安福久母牛です。

 

今回のセリでは、50万円を超える去勢は少なかったのですが、

 

やはり安福久母牛だけ、価格が違う気がします。

 

ただ、これから安福久母牛が増えてきた時に、

 

なんでもかんでも高くはならないと思います。

 

やはり、表現形の良い素牛を導入していかなければ、

 

良い子を産む確率が少なくなっていきます。

 

ここらへんは、確率の問題です。 

 

 

もちろん、小さなお母さんが大きな子を産むこともありますが、

 

できるだけリスクを少なくする、ということが大事です。

 

血統は重要ですが、血統だけではいけないと思っています。

 

 

今回のセリは市場が統合したこともあり、

 

いつも以上に活気のあるものだったのではないか、と思います。

 

伊佐地区は特に、知っている方の多い地域なのでそう感じたのかもしれません。

 

 

最後に、伊佐の椛山さん、いつもお弁当を頂きありがとうございます。

 

いつも幸せな気持ちになっております・・・ 

 

 

次回のブログでは、

 

12日に開催された、大分県 豊肥家畜市場子牛セリ について書きたいと思っています。