営業マンの放浪日記

十勝セリにて(岩本編) @北海道

岩本尚吾の日記2011/04/13

 

 

後輩と一緒に十勝市場子牛セリに行って来ました。

 

 

 

市場は、会社から車で10分のところにあります。 

 

 

種雄牛別上場頭数や平均価格などは、

 

後輩が書いているので省略しますが(http://labogenitor.com/tabid/77/EntryID/526/Default.aspx

 

十勝の牛は、九州の子牛市場の牛と比べると、かなり太っています。

 

 

牛を買いに来ていた福岡の肥育農家さんとも話したのですが、

 

”十勝の太り方はスゴイよ!!” 

 

ということでした・・・ 

 

 

去勢では配合を7~10キロ以上!?くらい喰わせてるんじゃないかな、

 

って思います・・・

 

 

メスもかなりの過肥です・・・ 

 

 

ですので、この血統の並びだったら繁殖素牛として良いなって思う

 

安福久や百合茂、平茂晴、北乃大福、北平安がいても、思ったほど価格がしません。

 

 

安福久では60万を超えるメスもいましたが、

 

その他の血統では、50万を超える牛は、ほとんどいませんでした。

 

 

太り過ぎていて、繁殖素牛として導入できないんだろうな、って思います。

 

正直に言いまして、肥育としても、どうなのかな!?って思いました。 

 

 

300日 300キロの太らせた安福久のメスよりも、

 

配合飼料の量を減らし、良質の粗飼料を増やした

 

300日 260キロのスッキリした安福久の方が高く売れるのになぁ、

 

と思ってしまいます。

 

 

血統の良いメス牛を見るたびに、特にそう感じました。 

 

 

ちなみに、

 

去勢は、50万を超えると、何人か(二人!?)の争いになっていたようで、

 

発育の良い牛の場合、50万円を少し超える牛が多かったかなって思います。

 

血統的に見ると、特に、百合茂が高いように感じました。 

 

同じ牛だったとしても、3万円くらい高かったのかな、って思います。

 

 

昨日の去勢の最高価格は、

 

忠富士ー第一花国ー安平   261日 362キロ  55.6万円(セリ値)

 

 

この牛の場合、忠富士だから高かったというよりも、 

 

誰が見ても!?大きくなりそうな牛だったからそうなったのだと思います。  

 

 

といいますか、現時点でもすでに、バリ大きいのですが・・・