後輩と一緒に十勝市場子牛セリに行って来ました。
市場は、会社から車で10分のところにあります。
種雄牛別上場頭数や平均価格などは、
後輩が書いているので省略しますが(http://labogenitor.com/tabid/77/EntryID/526/Default.aspx)
十勝の牛は、九州の子牛市場の牛と比べると、かなり太っています。
牛を買いに来ていた福岡の肥育農家さんとも話したのですが、
”十勝の太り方はスゴイよ!!”
ということでした・・・
去勢では配合を7~10キロ以上!?くらい喰わせてるんじゃないかな、
って思います・・・
メスもかなりの過肥です・・・
ですので、この血統の並びだったら繁殖素牛として良いなって思う
安福久や百合茂、平茂晴、北乃大福、北平安がいても、思ったほど価格がしません。
安福久では60万を超えるメスもいましたが、
その他の血統では、50万を超える牛は、ほとんどいませんでした。
太り過ぎていて、繁殖素牛として導入できないんだろうな、って思います。
正直に言いまして、肥育としても、どうなのかな!?って思いました。
300日 300キロの太らせた安福久のメスよりも、
配合飼料の量を減らし、良質の粗飼料を増やした
300日 260キロのスッキリした安福久の方が高く売れるのになぁ、
と思ってしまいます。
血統の良いメス牛を見るたびに、特にそう感じました。
ちなみに、
去勢は、50万を超えると、何人か(二人!?)の争いになっていたようで、
発育の良い牛の場合、50万円を少し超える牛が多かったかなって思います。
血統的に見ると、特に、百合茂が高いように感じました。
同じ牛だったとしても、3万円くらい高かったのかな、って思います。
昨日の去勢の最高価格は、
忠富士ー第一花国ー安平 261日 362キロ 55.6万円(セリ値)
この牛の場合、忠富士だから高かったというよりも、
誰が見ても!?大きくなりそうな牛だったからそうなったのだと思います。
といいますか、現時点でもすでに、バリ大きいのですが・・・