先日、獣医学会(産業動物や小動物の獣医さん達が研究発表する会)に参加しました。
毎年、色々な興味深い発表があるのですが、
今回、僕が一番聞きたかったのは、
『2010年の口蹄疫発生・それぞれの視点から』
というパネルディスカッションでした。
口蹄疫に関わった5人の方達から発表があり、
その中で特に印象的だったのは、
口蹄疫の第一例目を診察した青木淳一先生の発表でした。
日常から、非日常へ・・・ という言葉が心に残っています。
そして、最後に、総合ディスカッションがありました。
その中で、
「宮崎の県有牛を殺処分しなかったことについてどう思うか?」
という会場からの質問があり・・・
”これどうなるのかなぁ??”
と思い聞いていましたが・・・
一人の方が、無難に!?回答した後、
すかさず、座長の末吉先生が一言、
「この議論を始めたら、すぐ朝になってしまいますので・・・」
ということで、議題は、次に移りました。
”さすが、末吉先生!!” と思いました。
もちろん、めっちゃ興味あることなのですが、
30分のディスカッションで終わる議題ではなかったかもしれません・・・
答えがない問題ですし・・・
僕自身は、このことに対する僕なりの答えを持っています。
ここに書こうとも思いましたが、
書くと問題!?になるかもしれませんので、
気になる方は、直接僕に聞いて下さい。
この問いに対する答えは、人それぞれだと思うのですが、
深ーーーーーい問題ですね。
改めて、口蹄疫のことを考えさせられる一日になりました。