営業マンの放浪日記

徳之島にて…

佐藤隆司の日記2010/09/19

以前このブログでも写真紹介させていただいた「「花いっぱい牛舎」M牧場さんの所にお邪魔しました。

www.labogenitor.com/Default.aspx?tabid=77&EntryID=342

 

相変わらずガーでニングはバッチリ継続中でししたよっ!

(うっかりしてて写真撮るの忘れちゃいました!!m●m)

 

今回は牛舎の様子をご紹介いたしましょう!

 

牛舎入り口から内部の様子を窺ったところです。

 

今年はどの地区も雨が多い(…晴れの日が長続きしない)にも関わらず、牛床の手入れはしっかり行き届いています。


他の地域の農場では雨が吹き込んだりして、結構ベチョベチョ状態の所が結構多かったんですよ~!

 このように良い状態を維持するためには、牛舎構造の影響もとても大きいんですよ!

 


こちらでは牛舎中央通路を挟んで両側に飼槽があります。

 

お尻側ですが、床の汚れも少ないのでお尻にボロも付いていず綺麗!

牛さんたちの毛づやも良く、ルーメン発酵の状態が良いというのが解ります。

 


お尻の所に風が当たるように順送式で送風機を設置しています。

 

牛さんに対しては気化熱を奪って体感温度を下げる

 

一番汚れやすい場所に風を流して床を風乾する

 

そして新鮮な空気を牛舎外から取り込む換気

 

…と一石三鳥ですね!

 

更にの農場ではこんな工夫もしています

 

飼槽と反対側ですが、牛房の柵の下の基礎を30cm位立ち上げ、更に軒先を伸ばして1m位コンクリートを打っています。

そこに柱を立て、巻き上げ式カーテンを設置しています。

 


牛舎妻側にも巻き上げカーテンを付けています。

 


巻き上げ部分の拡大です。

ハンドルをくるくる回すだけで簡単に上下します。

 


このように一見無駄なスペースに思われますが、牛さんの管理通路としても足元が汚れないですし、何と言っても雨水の牛床への吹き込みを最小限に喰い止めることが出来ます

牛房がヘドロ状態やプールみたいになったら、牛さんはもちろんの事、後始末する人の労力や処理も大変ですよね!

(大型台風の時には飛ばされないように、巻き上げるしか方法は無いのですが…)


特にまだ抵抗力の少ない子牛ちゃん達は、環境影響を受けやすく病気にかかりやすいので、床の管理はとても大切になります!

 

ほ~ら ネッ!

床の状態が良いと発生するガスも少なく、牛さん達もリラックスして座ってますでしょ!

 


あと、こちらも仕事の合間にリラックスして楽しそうですっ!!


ホ~ント、そっくりでしょう?

親子だって直ぐ解りますよね!!色が白いのは奥さん似…?


盛さん、これからも良い牛さんたちをドンドン育てて下さいねっ!

有り難うございましたっ!!