営業マンの放浪日記

ハエのお話New

添田優和の日記2025/04/14

皆さん、こんにちは!

 

先日、とあるセミナーにて、畜舎でのハエ対策についてのお話を伺いましたので

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが

その一部を紹介させていただきたいと思います。

 

まず初めに、牛舎で見られる主なハエの種類としては

・イエバエ

・サシバエ

の2種類が挙げられます。

 

イエバエは、サシバエのように、動物の皮膚を刺すのではなく

口から消化液を出し、分解されたものを舐めとるという行動をするそうです。

サシバエは、針状の口器で皮膚を傷つけて、浸出液を吸って栄養を得るそうです。

 

これらのハエは、夏の条件が良い時(25℃~30℃)で

1週間~2週間ほどの間に、成虫になるそうです

 

以前のブログで、紹介させていただきましたが

このハエのライフサイクルに合わせて

堆肥出しをすることで、牛舎でのハエ発生を抑制している方もいらっしゃいました。

 

サシバエの生態として

基本的に吸血は、朝夕の涼しい時間に行い

気温の高い昼間は、牛舎周辺の草地や日陰で、じっと血液を消化します。

また、吸血後は体が重くなり、高く、遠くまで飛ぶことが困難になっているそうです

 

このサシバエの生態から

・牛舎に高さ2mほどのネットを張る

・牛舎周辺の草地を除草する、または牛舎の草地側にネットを張る

といった対策が有効的だそうです。

 

次回から、具体的な対策について書かせていただきたいとおもいます。

 

つづく