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発酵牛床(コンポストバーン、バイオベッド)その20
発酵牛床(コンポストバーン、バイオベッド)その20
植田秋良の日記
2025/01/12
皆さん、
遅ればせながら
今年もよろしくお願いします!
では早速ですが
新年早々から
私のライフワークのひとつ
発酵牛床の話題を
提供していきます。
6.ポイント及び注意点
ここでは
発酵牛床を運用するにあたり
いくつかポイントや注意点を
お話していきます。
まずは
発酵床牛舎を新築するにあたって
のお話です。
(1)発酵床牛舎を新築するにあたって
発酵床牛舎を新築するにあたって
事前に考えておくことや
準備することがいくつかあります。
それらは以下の通りです。
❶敷料の(入手先の)確保
❷牛舎のレイアウト
(ア)発酵牛床タイプの選定
(イ)牛の飼養密度
(ウ)通路
(エ)水槽の位置
(オ)その他
❸牛舎施設について
(壁、巻き上げ〈下げ〉カーテン、換気方法、採光〈屋根など〉)
❹発酵牛床土台づくりに必要な原料の確保
(火山灰、粉炭、中熟堆肥、バーク〈ウッドチップ〉など)
❺発酵牛床の維持管理方法のイメージ
(重機の種類、敷料の種類、維持管理の頻度、撹拌の有無など)
❻発酵床牛舎を新築する場所
(ア)維持管理と除糞後の作業動線
(イ)パドックや放牧地との組合せ
などです。
では
1つずつお話していきます。
今回は
敷料の(入手先の)確保についてです。
❶敷料の(入手先の)確保
敷料の確保は
発酵牛床を運用するにあたり
最も優先される事柄です。
敷料の種類、品質を
選ぶのは二の次になります。
敷料の(入手先の)確保が
できない場合は
基本的に発酵牛床の運用を
おすすめしません。
どんな現場でも
敷料は欠かせないものです。
まず事前に
どのくらいの敷料が必要になるか
見当を付け、
入手先を確保します。
できれば2か所以上
確保することをおすすめします。
さらに
敷料を保管する施設
(D型など)
をつくることもおすすめします。
入手先を確保できたとしても
時季や不測の事態により
入手が不安定になるだけでなく、
在庫が枯渇することがあるからです。
以上、
(1)発酵床牛舎を新築するにあたって
❶敷料の確保についてのお話でした。
次回は、
❷牛舎のレイアウトについて
お話いたします。
乞うご期待です!
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