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発酵牛床の運用チェック
発酵牛床の運用チェック
植田秋良の日記
2024/06/29
少し前のことですが、
(3月頃)
発酵牛床の現場(北海道)を巡回しました。
北海道の発酵牛床は
凍結の恐れがある冬期の管理が
最も難しいと言われていますが、
春先になったこの時期も
凍結が緩むことで
牛床の水分が高くなってしまうため
牛床の管理が難しくなります。
発酵牛床の運用を始めて
間もない現場では
特に冬期から春先にかけて
発酵牛床の運用が上手くいくかどうか、
また、どうしたら良いかなど、
わからないことが多いため、
しばしば発酵牛床の運用チェックに
お伺いすることがあります。
確認するのは
『牛を見て、ふん便を見て、牛床を見る』
ことです。
まず、
牛がしっかりエサを食べ
ステージに沿った発育をし
肋張り、毛づやはどうなのか。
疾病状況はどうなのか。
気持ちよく、横臥しているのか。
そして、
ふん便の臭気や締まりはどうなのか。
その結果、
発酵牛床の状態はどうなっているのか。
今はどのような管理をしているのか。
などなど、
これらの項目を確認し
農場主や現場担当者の要望を伺い
(牛体をきれいに保ちたい、
省力化を図りたい、
敷料コストを抑えたい等)
総合的に判断した上で
私の見解を述べていきます。
以上、
発酵牛床の運用チェックについてでした。
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