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ある農家さんのお話
ある農家さんのお話
岩本尚吾の日記
2024/05/18
いつもありがとうございます。
東北地区・九州地区担当 の 岩本尚吾です。
皆さま いかがお過ごしでしょうか。
少し前に ある熊本の農家さん(Mさん)のところへ行ってきました。
Mさんはとても優秀な農家さんですよ。
搾乳牛を150頭、繁殖母牛を70頭 管理しています。
管理する頭数が多いので、家族の方たち プラス パートタイムの方や海外からの実習生も働いています。
生まれてくる子牛の頭数も多いので(和牛とF1子牛の哺乳のために)ロボット(2台)を活用しています。
ロボット1台を2群に分けているので、ロボット2台で子牛が4群になっています。
群分けは(保育園方式!?で)小さい順に、ひよこ組、りす組、ぺんぎん組、くま組という名前で分けています。
くま組を卒業すると、ロボットからの卒業(離乳)になります。
子牛には1頭1頭すべてに名前がついていて
ひよこ組には有田哲平さん、ぺんぎん組にはじゅんじゅわーさん、汁すするさん!?などがいました。
名前をつけるようになったのは、子牛を番号(首輪の)で管理していたときに、伝え間違いがあったからということでした。
組や名前で子牛を観察することにより、保育園の子供たちを観察しているような感じになっていますね。
農家さんの想いが伝わりますよね。
”ぺんぎん組のじゅんじゅわーさん 今日熱がありますよ”
みたいな感じでデータが共有されています。
子牛たちは毎日検温して、牛たちの状態も毎日チェックしています。
(何週間か前の状態も分かるようになっています↓↓↓)
子牛を観察(管理)する方が変わることもあるのでチェックシートで情報を共有していますよ。
今は、DX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいるので
ファームノート、U-motion、アットモーメントなどで管理している方も多いと思うのですが
保育園方式もオモシロイデスヨネ。
働いている方もみんなで楽しく牛たちを観察(管理)するということかもしれません。
働いている方たちと情報を共有しながら、牛たちのためになにができるかということですよね。
Mさん このたびはお時間を作って頂きありがとうございます!!
Mさんの牧場では牛たちのためにいろいろ工夫していること、コストをかけていることもありました。
次回はそのことについても書きたいと思ってます。
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