営業マンの放浪日記

暑熱対策の備え

植田秋良の日記2024/04/13

先日、桜満開の時期、
西日本のとある農場さん(黒毛和牛肥育)にお伺いしました。
(仮にAさんとします)

 

4月に入り、
晴れる日が多く、
気温の上昇も相まり、
牛たちの状態は良好。

 

食い込み、
ふん便の状態、
発育など
全体的に順調のようでした。


しかし、
良い季節がやってきたのも束の間、
今度は夏に向けて
Aさんは
そろそろ暑熱対策の備えをする、というお話になりました。

年々、夏の暑さは
猛暑どころか酷暑と言われるほど、厳しいものになっています。

昨年も
猛暑による牛へのダメージが甚大だったことは
記憶に新しいところです。

Aさん曰く、
暑熱対策は
熱くなってからでは遅く、
前もって備えることがポイントのこと。

具体的に
時期は5月に入ってから、

1.ミストの準備及び活用
  (正常に作動するか確認)

2.強肝剤(リカバリーMなど)の増量
  (日常の給与量より増量)

3.生菌製剤(アースジェネターなど)の増量
  (日常の給与量より増量)

4.ビタミン類の適宜添加及び投与
  

などの事項を速やかに実施するそうです。


皆さんも
早めの備え、
対策を講じてみてはいかがでしょうか?