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皆さんこんにちは。 今週は北海道におりまして とある、酪農家さんにお邪魔させていただきました こちらの農家さんは 砂のベッドを利用しています 日本ではまだまだ主流ではありませんが アメリカなど海外では砂を敷料として活用している牧場も多く こちらの農家さんも何度か海外に視察を行い 導入を決めたそうです。 砂のベッドを導入したことでのメリットは 乳房炎・蹄病の減少があったそうです 無機質の敷料のため 比較的、菌が増殖しづらいという面があるそうです また、砂で蹄が程よく削れるため 削蹄の回数も年に2回と減らすことができました 更には、砂のおかげで通路が滑りにくくなり 股裂きなどの事故もほとんどなくなったようです 牛にとってはとても良い環境かもしれませんね しかし、反面 導入コストが高いということがあげられます 糞尿と敷料の砂を分けるのにサンドセパレータという 大型の機械とその施設に費用がかかります また、今は敷料用の砂も手に入りづらいとのことでした もう少し、日本でも普及してくれば 多少はコストも下がるかもしれませんが そこは、なかなか難しい部分ともいえると思います しかし、疾病が減り、淘汰率の減少、生産性の向上 を考えると、費用対効果は見込めるなと思います