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皆さんこんにちは 今回は、関東の肉牛農家さんでの事例を紹介します 優秀な和牛の血統を残すため 人工授精だけで改良を進めるのではなく 採卵を行い、後継牛などを増やしていく方も 増えているのではないでしょうか? 北海道や関東でも受精卵産子は 多くなってきています 最近はOPUという採卵技術も発展しており 活発になってきていますよね OPUは短い間隔で実施できたり 妊娠牛や、繁殖に障害がある牛でも実施可能です ゲノム検査と併せて、 実施している方もいらっしゃるのではないでしょうか 細かい説明は省略させていただきますが 採卵牛から卵を回収してくる際に 光、温度、保定などがポイントとなってきます こちらの農家さんでは ご自身でOPU部屋を作成しておりましたので 紹介したいと思います。 元々あった手作り哺育舎の一部を改造して作ったのですが 元あった牛を区切る柱である単管パイプに ブルーシートと遮光シートを取り付け、囲い 部屋の中には保定用に これまた単管等を使って作った枠を取り付けるだけです これでも十分に機能を果たしてくれます あとは温度調節のため必要に応じて ストーブなどを設置すれば OPU部屋の完成です はじめは牛も暗い所へ入るのを躊躇するかもしれませんが 最初だけえさで誘導したり、 明かりを照らしてあげるなど 一回覚えてしまえばすんなりと入ってくれるようです もし、今後OPUをご検討している方がいらっしゃいましたら 参考にしてみてください