営業マンの放浪日記

米沢牛の牧場へ行ってきました 前編

岩本尚吾の日記2024/01/16
いつもありがとうございます。
東北地区・九州地区担当 の 岩本尚吾です。
皆さま いかがお過ごしでしょうか。
昨日、山形県米沢市にある いとう牧場さん(伊藤 稲馬さん・倫子さん)のところへ行ってきました。
伊藤さんは、米沢牛を肥育している農家さんです。
最近では、日本の五大牛として
神戸牛(兵庫県)、松阪牛(三重県)、近江牛(滋賀県)、飛騨牛(岐阜県)
そして 米沢牛 があるようです。
もちろん、その他にも佐賀牛、宮崎牛、鹿児島牛、仙台牛などなど美味しいお肉のブランドがありますよね♥

ここで問題です。

皆さま 米沢牛の定義を知っていますか。
実は昨年、一部の定義が変更になっています。
もしかしたら、お肉に詳しい方でも定義の変更を知らない方がいるかもしれません。
米沢牛の定義(簡単に書きます)
・飼育者は山形県の置賜管内(三市五町)に居住し、米沢牛銘柄推進協議会が認定した者で、登録された牛舎での飼育期間が最も長いもの
・黒毛和種の未経産メス牛
・生後月齢が33か月以上のもので3等級以上の外観、肉質、脂質のもの 
米沢牛は今まで、生後月齢が32か月以上の未経産メス牛だったのですが
昨年の12月から 生後月齢が33か月以上になっています。
肥育期間が1か月伸びるというのは肥育農家さんにとって大変なことですよね。
エサ代も1か月分かかりますし、肥育する場所も今まで以上に必要になります。
もちろん、病気を含めたいろいろなリスクも増えると思うのですが、
”米沢牛”というブランドをさらに差別化するためにあえて厳しくしたのだと感じています。
なかなか大変なことだと思うのですが、米沢牛を守る(発展させる)ための一つなのでしょうね。

つづく