営業マンの放浪日記

アース団子

礒匠の日記2023/12/20

皆さんこんにちは。道東・関東担当の礒です

今回はとある牧場さんで
アースジェネター団子を実践されていましたので
紹介したいと思います。

こちらの牧場さんでは下痢子牛を発見すると
アースジェネター50gとバリウム20g
湯おけなどに頭数分入れます
(バリウムは細菌や毒素の吸着を手助けしてくれる添加剤です)
  詳しくはこちら
菌が死滅しない程度のお湯を少しづつ足しながら
そば打ちの水回しの要領で
粉と水を混ぜ合わせていき
団子上に固まるようにします
アース団子
アース団子
団子上になったら
下痢をしている子牛を捕まえて
直接口に入れてあげましょう

(微生物は水分で動き出すためなるべく早く食べさせてください)
小さい子牛の場合は
団子を小さくして数回に分けてあげると
食べやすいと思います


これを、数日続けると
うんこの状態も締まってきて
重症化を防げるとのことでした

抗生物質よりもコストも安く
比較的簡単にできるため
下痢の牛を見つけたら
まずは、試してみてはいかがでしょうか

また、予防として
普段からミルクにアースジェネターとバリウムを
添加しているという方もいます
その場合は、規定量で給与
糞の状態が良くないようでしたら
給与量を増やしてみることをお勧めします

普段からアースジェネターを給与していても
下痢が無くなることはありませんが
どんな下痢でも腸内環境が乱れていることには
変わりありません
そんな時に生菌剤を大量給与することは
効果的ですし
もしそれでも良くならない場合は
(細菌性とは)違う原因で
下痢をしている可能性が高いと思われます

まずは、早期発見で
なるべく安く、簡単に
対処できる上記方法も頭の片隅に置いてみてください