営業マンの放浪日記

11月15～16日の2日間、
南北海道肉牛市場が開催されました。
（今回は2日目短時間の見学）

上場頭数は1,650頭でした。
（素牛のみの頭数）

【内訳】
1日目メス401頭、去544頭
2日目メス292頭、去413頭

主な種雄牛は以下の通りでした。
（上場頭数が多い上位10頭）

福之姫　　 324頭
（メス125頭、去199頭）
勝早桜５　 121頭
（メス53頭、去68頭）
北美津久　　88頭
（メス34頭、去54頭）
貴隼桜　　  81頭
（メス46頭、去35頭）
百合白清２  73頭
（メス30頭、去43頭）
若百合　　  65頭
（メス32頭、去33頭）
英貞　　　　57頭
（メス22頭、去35頭）
愛之国　　　48頭
（メス19頭、去29頭）
百合美　  　42頭
（メス13頭、去29頭）
花之福　　  40頭
（メス17頭、去23頭）


平均価格は以下の通りでした。
（税込価格）

メス　496,894円
（最高908,600円、最低56,100円）
去勢　617,919円
（最高1,182,500円、最低19,800円）

前月と比べ、
メス14,083円高、
去勢19,745円安でした。

1日目が高く、
2日目が安くなる、
という最近の傾向は変わらず。
（特に去勢は5万ほどの差）

今回は
2日目短期間での
見解となります。

去勢は、
概ね30万円前後～80万円前後で推移。

前月より
価格差が大きくなった印象。

上物の価格が上がった一方で
（80万以上が増加）
下物の価格が下がったようでした。
（40万以下が増加）

福之姫一強は
変わらずでしたが、
その後に北美津久が続きました。


メスは、
概ね30万円前後～70万円前後で推移。

こちらは、
上物や下物もやや上がった印象。

しかし、
去勢ほどではありませんでしたが、
価格差も感じました。

繁殖用など高値は、
60万円台～70万円前後。

特に上場頭数が増えた
北美津久の表現型が良く、
高値の牛が多かったです。

 
（北美津久メス　中央）

 
（北美津久去勢、メスの牛群）

では参考までに
高額で取引された牛の結果をお知らせいたします。

【去勢】
福之姫－耕富士－安福久     
　284日377㎏  1,075,000円

 

 

福之姫－安福久－百合茂     
　258日396㎏  908,000円
福之姫－勝忠平－安福久
　269日346㎏  886,000円
北美津久－勝早桜5－隆之国      
　291日355㎏  777,000円
百合未来－福之姫－勝忠平    
　309日423㎏  713,000円

【メス】
北美津久－美国桜－安茂勝       
　304日329㎏  770,000円
北美津久－幸紀雄－安福久     
　288日305㎏  707,000円
美国桜－華春福－安福久     
　313日362㎏  672,000円
福之姫－安福久－平茂勝     
　302日339㎏  605,000円


続いて
F１の結果を簡単にお知らせします。

上場頭数は
メス249頭、去勢52頭でした。

平均価格は以下の通りでした。
（税込）

メス　286,112円
（最高447,700円、最低36,300円）
去勢　296,957円
（最高402,600円、最低158,400円）

前月と比べ、
メス15,046円高、
去勢83円安でした。


以上、
簡単ではありますが、
市場結果でした！