営業マンの放浪日記

関東の繁殖農家さんにて

礒匠の日記2023/09/28

皆さんこんにちは。
関東の繁殖農家さんにお邪魔しました

こちらの農家さん
牛づくりが大変上手で
素牛市場では高く牛を売っております

肉付きも良いのですが
腹づくり体高もしっかりとしており
リピートする肥育農家さんも多いようです

さて、腹づくりのポイントですが
やはり、粗飼料の給与です

輸入物の牧草と
自家産の稲わら
など計4種類の粗飼料の
長物、切断したものと
必要に応じてバランスよく
使い分けながら給与しています
牧草


牛に好き嫌いがあっても
選べるためほぼ確実に粗飼料を食わせることができます

この機械を使って草を細断することで
食い込みが良くなりますね

(細かくしすぎると反芻が減るので注意)

稲わらも食わせることで
繊維がしっかりと摂取でき
腹は満たされやすいと思います

稲わらには良質の微生物もたくさんおり
一石二鳥でもあります


また、ちょうど堆肥運びをされていたのですが
非常に良い発酵をしており
触ってみるとおそらく70℃以上はあり
白い放線菌もたくさん見られました

こちらの農家さんは
敷料としてもみ殻を使用しているため
空気の層がしっかりとでき
ここまで熱が上がるのだと思います

糞の嫌な臭いは無く
触ってもべたつかない
良質な堆肥でした

アースジェネター給与も
におい減、堆肥発酵がプラスになっている
のではないかと信じています・・・( ´∀` )

この堆肥をまけば土壌もパワーアップすることでしょう
これぞ、まさに耕畜連携の循環型農業だなと感じました