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とある農場さんへの訪問(兵庫県)
とある農場さんへの訪問(兵庫県)
植田秋良の日記
2023/09/11
先日、
兵庫県のとある農場さんを訪ねました。
とある農場さんとは・・・
但馬牛の素牛生産(繁殖農家さん)を
メインとしながら、
自家肥育や精肉加工販売なども
手掛けている田中畜産さんです。
(田中一馬さん代表)
もうお気づきの方も多いかと思いますが、
そうです!
あの田中畜産さんです!
田中畜産さんと言えば、
田中一馬さん、あつみさんご夫妻が、
動画(ユーチューブ)やブログなど
SNSにて農場の取り組みや但馬牛、
但馬家畜市場など様々な情報を
小まめに発信していることで有名です。
(とても魅力的で分かりやすく、
おもしろい内容ですよ!)
その視聴者の方々は
日本全国に及んでいると思われ、
肉牛業界の関係者のみならず、
酪農関係者も多いようです。
(おそらく業界以外の方も多いと思われます)
実際、
私が担当している北海道や関西、
中国地区の生産現場に訪問すると、
生産者の方々から、
『田中畜産さんの動画(ユーチューブ)は
よく見ています!
勉強になりますし、面白いですよ!』
という声をよく耳にします。
その反響の大きさは
長年、
田中一馬さん、あつみさんご夫妻が
強くて熱い思いを持ち、
かつ大切に
但馬牛の素牛生産や自家肥育、
精肉加工販売に取り組んでこられたこと、
また、それらの情報を発信し続けたこと
による賜物ではないかと思っています。
精肉販売(HPにて不定期)も
すぐに売り切れてしまうぐらい大人気のようです!
こういった取り組みは
なかなかできることではありません。
(ましてや継続することも・・・)
とても素敵で、
素晴らしいことだと思います。
まさに『継続は力なり』ですね!
さて、
そんな田中畜産さんですが、
牛たちはというと・・・
もちろん、牛の状態も
素晴らしく良かったのは
言うまでもありません!
昨今の黒毛和牛業界の中で
但馬牛(但馬系)は
小さいうえ、弱い傾向にあるため、
育てるのがより難しいと考えられています。
そんな状況の中でも
田中畜産さんは、
しっかりとポイントを抑えつつ、
労を惜しまず、より牛たちを大切に
育てられている印象でした。
まず、
訪問した日は酷暑にもかかわらず、
牛舎内は涼しく、とても爽やかでした。
(ミストや扇風機など充実した暑熱対策)
そして、
母牛には全ステージにて、
ふんだんに粗飼料を給与。
(オーツやフェスクなど全量を購入)
母牛は栄養状態が良く、
肋張りがしっかりしていました。
田中畜産さんのように
購入飼料に頼っておられる農場さんは
自給飼料率が高い農場さんに比べ、
コストが高くなってしまいます。
そのため、粗飼料の給与量を
制限せざるを得ない現場も
多く見られます(特に母牛)。
(もちろん、コストの理由だけでは
ない場合もあります)
ですが、田中畜産さんは
常に飼槽に粗飼料が残っているほど
与えておられました。
一馬さん曰く、
『母牛が受胎した時から、
胎児の成長は始まっています。
妊娠末期や分娩後のケアだけでなく、
この時から(母牛を)ケアすることにより、
出生時の子牛の活力増強に繋がっている
と考えています。』
実際、出生時の子牛は活力があり、
疾病も少なく、
哺育期の状態はとても良いとのこと。
また、哺乳は、
母牛による自然哺乳に加え、
人工哺乳も併用しています。
(個体により人工哺乳量はまちまち)
そのことにより、
さらに哺育期の疾病が減少したとのこと。
(人工哺育を併用することにより、
セリ時点での発育状態はさほど変わらない
ようですが、哺育期の疾病減少は大きな
プラスになっているとのこと)
ちなみに
離乳は5か月齢前後だそうです。
その月齢にするのは、
エサも草もしっかりと食べることが
できているので
スムーズに離乳ができるからとのこと。
そして、
セリには8~9か月齢頃の牛を出荷。
(以前は8か月齢頃でしたが、
近年は9か月齢頃に延びてきている傾向)
去勢は
主に兵庫県内の肥育農場さんへ、
メスは
県内外の肥育農場さん及び
繁殖農場さんのもとへ旅立つそうです。
田中畜産さんの素牛は
肋張りがしっかりして発育が良く
セリでの評価も高いようです!
(実際、私がセリを見学した時は
メス部門でトップでした!)
以上、簡単ではありましたが、
田中畜産さんの農場紹介でした!
(今回は田中畜産さんの取り組みの
ほんの一部のご紹介でしたが、
詳しくは田中畜産さんのホームページ
をご覧ください!)
田中畜産さんホームページ
↓↓↓
【公式】田中畜産 但馬牛生産牧場・精肉販売 (tanatiku.com)
最後になりましたが、
田中一馬さん、あつみさん、
ご多用の中、
ありがとうございました!!
田中畜産さんの今後益々のご活躍を
祈っています!!
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