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皆さんこんにちは。 道東・関東担当の礒です 大型の酪農家さんでは 糞尿を固液分離して(更には熱を加えるなど) 戻し堆肥を使っている方もいらっしゃるかと思います おが粉やバーク、ワラなどが高騰しており 堆肥を敷料として使用するのは 非常に有効な手段だと思います コーンズさんや緑産さんで扱っている 固液分離して急速発酵させて敷料を製造する クイックコンポスターなどが有名です ↑出来立てほやほやの戻し堆肥 1点注意していただきたいのが 製造された戻し堆肥の取り扱い方です 60~70℃近くまで熱が上がることで 大腸菌などの悪い菌は減少していますが 製造されて数日、放置してしまうと どうしても雑菌が増えてしまうことがあり それを戻し堆肥として敷料にすることで 乳房炎が出てしまうといったこともあるようです 実際に、販売店さんもコンポスターから出てきて すぐに敷料に使うことを推奨しております。 なるべくは、出来立て新鮮な状態で使ってください 量が多くて使いきれない 作業上どうしても敷料として使うまでに数日経ってしまう という場合は 再発酵させることをおすすめします どこか、円錐型に積める場所を探して 目安ですが2~3週間ほど山にして発酵させると 再度、熱が上がり、少し水分量が落ちることで 悪い菌たちも減少することが考えられます ↑こちらは、もう一度発酵させて70℃近くまで上がり 白い放線菌なども増え、黒味が増していい感じ 実際に、ある酪農家さんではこのようにして乳房炎が 減ったそうです(もちろんこれだけの要因ではないと思います) 戻し堆肥は上手に使えば非常に良い敷料になります ただし、悪い菌が増えてしまうと 逆に疾病の原因になってしまうことあります まずは、ご自身の五感を駆使して 見た目、匂い、温度、手触りなどをチェックしてみましょう お困りの際はご気軽にお問い合わせください