営業マンの放浪日記

牛肉につきまして

中紙育朗の日記2023/08/10

皆さま、こんにちは。


今年上半期の、輸出状況につきまして


書きたいと思います。



資料:財務省「貿易統計」

2022年(1〜6月)  3,052トン   211億円

2023年(1〜6月)  3,759トン   258億円


数量で前年同期を23%、金額は同22%  それぞれ上回りました。


2023年1月〜6月累計(冷蔵・冷凍合計)で前年比で大きく増えた


国をピックアップします。


タジキスタン      366%

ギリシャ        248.7%

マカオ         176.8%

カンボジア       174.5%

ロシア         162.1%

カタール        156.4%

イタリア        150.7%



となっております。


逆に上半期でいまのところ


下回っている国も書きます。


マルタ        26.7%

スペイン       33.1%



輸出全体でみると前年対比122.2%ですので


今のところ好調と言えるのではないでしょうか。


国内の小売が苦戦してしまっている


という記事を見る事が多く


国内の景気状況も良いとは言えなく、生活して行く上でのコストも上がっているので


やはり厳しい状況なのかなと思います。




2022年3月〜2023年5月までの牛肉の推定期末在庫のデータについても書きます。(冷蔵品・冷凍品合計)

資料:(独)農畜産業振興機構調べ


国産品ですが、2022年3月  13,170トン    2023年5月   12,252トン


と減っています。


輸入品   2022年3月  114,655トン    2023年5月  148,317トン


と増加しております。


スーパーの牛肉コーナーに行かせていただくと


国産牛肉の価格はコロナ禍とあまり変わっていないように感じますが


輸入牛肉は倍近い値上がりになっているように思うので


その影響も一部あるのかな?と思っています。


他力本願ですが、牛肉のさらなる輸出拡大に期待したいです!!