営業マンの放浪日記

F1(交雑種)肥育農家さんにて

礒匠の日記2023/05/30

皆さんこんにちは
関東・北海道担当の礒です

関東のとあるF1肥育農家さんにお邪魔しました
とても優秀な農家さんですので紹介したいと思います

まず、牛舎に入って気づくのが
大量の稲わらが飼槽においてあることです
こちらの地域では稲作が盛んであり
地元産のわらがたくさん手に入り有効活用されています
大量の稲わらを牛に給与
本当に大量ですね


また、水槽も非常に大きく
数頭の牛が並んでも問題なく水を飲むことができます
写真では見づらいですが
右下の水槽はとても大きいです
大きい水槽


これが、濃厚飼料をしっかりと
食い込ませるポイントではないでしょうか
Mフリー飼料
1マスで飼っている頭数は多いですが
ばらつきも少なく
しっかりと食い込めていることが分かります
(えさはMフリーです)

そして、何よりも牛の観察がしっかりと行うことで
その時々に応じた対応がすぐにできるので
なにかあっても最小限のロスで済みます



私の知っているF1の肥育農家さんですと
最近では早いと23か月齢
長い方でも26か月齢ほどで
出荷という方が多いのですが

こちらの農家さんでは
30か月齢まで肥育しています。

えさのコストや、長期間飼うことでのリスクもありますが
枝肉重量、格付け、肉質(脂の質)、モモ抜けなどが良くなり
お肉屋さんの評価も高く評価されています
平均で枝肉重量600㎏は素晴らしい成績ですよね!
1t超え
↑の牛は1tを軽く超えるでしょう・・・

アースジェネターはにおい対策で給与を開始しましたが
給与してしばらくたつと
食いが安定し増体も良くなってきたかも・・・
とのことでした。

ご自身の出荷した枝肉もよく見に行かれるとのことで
肉生産への強い思いを感じます!
今度、私もぜひ枝肉を見ることができたらと思います。