1月11~12日の2日間、
南北海道肉牛市場が開催されました。
(今回は1日目のみ見学いたしました)
上場頭数は1,578頭でした(素牛のみの頭数)。
内訳:1日目メス343頭、去439頭
2日目メス336頭、去460頭
主な種雄牛は以下の通りでした(上場頭数が多い上位10頭)。
福之姫 271頭(メス109頭、去162頭)
勝早桜5 159頭(メス76頭、去83頭)
若百合 99頭(メス40頭、去59頭)
百合白清2 72頭(メス24頭、去48頭)
鈴音 64頭(メス25頭、去39頭)
美国桜 53頭(メス22頭、去31頭)
知恵久 48頭(メス22頭、去26頭)
紀多福 45頭(メス33頭、去12頭)
美津金幸 44頭(メス19頭、去25頭)
奈津百合55 43頭(メス17頭、去26頭)
平均価格は以下の通りでした(税込価格)。
メス 578,635円(最高856,900円、最低262,900円)
去勢 723,449円(最高1,095,600円、最低23,100円)
前月と比べ、メス約3千円安、去勢約1万3千円高でした。
ご覧のように2023年初セリは
前月と比べメスは横ばい、去勢はやや高めに推移していました。
去勢は概ね下は30万円台~上は90万円台で推移。
依然として血統や発育、日齢などの違いで
価格差が顕著でした。
高値の牛は、言うまでもなくダントツで福之姫。
80万円以上のほとんどを占めていました。
続いて若百合、百合白清2、勝早桜5などでした。
ただ、少しでも血統や表現型、増体が落ちると
価格も下がっていました。
メスは概ね下は30万円台~上は60万円台で推移。
去勢ほどの価格差はなかったものの、
平均価格が示しているようにやや弱い印象でした。
前月から続き、
繁殖用の購買意欲も弱かったように感じました。
それでは参考までに
高額で取引された牛の結果などをお知らせいたします。
【去勢】
福之姫-安福久-勝忠平 291日347㎏ 910,000円
福之姫-百合茂-安福久 278日374㎏ 900,000円
福之姫-勝早桜5-安福久 280日363㎏ 878,000円
百合白清2-福之姫-安福久 291日324㎏ 850,000円
若百合-安福久-平茂勝 273日346㎏ 838,000円
勝早桜5-百合茂-安福久 276日329㎏ 810,000円
貴隼桜-福之姫-安福久 285日348㎏ 756,000円
【メス】
鈴音-勝忠平-白清85の3 284日338㎏ 705,000円
鈴音-美津照重-百合茂 312日338㎏ 704,000円
福之姫-百合茂-安福久 287日327㎏ 699,000円
福之姫-安福久-平茂勝 295日333㎏ 696,000円
若百合-美国桜-幸紀雄 287日352㎏ 692,000円
続いてF1の結果を簡単にお知らせします。
上場頭数はメス253頭、去勢48頭でした。
平均価格は以下の通りでした。(税込)
メス 318,357円(最高400,400円、最低156,200円)
去勢 325,004円(最高444,400円、最低177,100円)
前月と比べ、メス約3万円高、去勢約4万円高でした。
以上、市場結果でした!