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パドックの一角に・・・
パドックの一角に・・・
植田秋良の日記
2023/01/09
皆さん、遅ればせながら
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
(余談ですが、今年は年男の植田です…)
さて、年末に北海道の現場を訪れました。
そこには黒毛和牛の繁殖牛がパドックで
のんびりしている姿がありました。
そして、よく見るとその一角には
ビニールハウスが確認されました。
近づいてみると、
そこは飼槽がなく、牛床だけのスペースでした。
牛がパドックにいる間、
雨や雪、風邪などを凌ぐことができ、
避難所にもなりますね!
更に近づくと(今度は反対側からのアングル)、
牛床はフカフカな状態で、
牛が気持ち良さそうに寝ていました。
(と言っても私が起こしてしまいましたが‥‥)
牛床は掘り下げ式の発酵床になっていて、
下には80㎝ほどの中熟堆肥が投入されているそうです。
表面には地元の稲ワラをたっぷり敷いています。
この建物はできたばかりですが、
気持ち良さそうに横臥する牛を見る限り、
早くも手ごたえを感じておられるとのことです。
繁殖牛の安楽性を高めること(ストレスの軽減)により、
繁殖成績の向上や胎児への好影響などが期待できます。
これから厳冬期を迎えますが、
牛床の水分が高くならないよう注意し、
早め且つ多めの敷料の投入を実行すれば、
問題なく春を迎えられることと思います。
乞うご期待です!
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