営業マンの放浪日記

ある共励会の牛の話 後編

岩本尚吾の日記2022/11/02



前回の続きです。











この肥育牛(メス)は先月(2022年10月)出荷したのですが


2020年12月 導入時の日齢、体重、セリ価格は 


280日齢 249キロ 導入時の価格は 53.7万円でしたよ。 



子牛の時の実物は見ていませんが


おそらく!?痩せていたのだと思います(骨格はしっかりしていたのでしょうね)。 



結果としては・・・


月齢 31か月 生体体重 793キロ 枝肉重量 535キロ ロース 98 バラ 9.3 BMS 12 


枝肉単価 3051円 になっています。



ちなみに、この牛の血統は・・・


久茂福ー恵茂勝ー百合花(メス) 《3代祖は百合茂ではありませんよ・・・  》



☆久茂福《島根県》は今回の鹿児島全共で活躍しましたね。


 2代祖、3代祖の血統について僕は分かりません。 



今の和牛は 少し前と比べると 能力が(サシも増体もそうなのですが)


格段に良くなっています。


15年ほど前は 肥育農家さんにとって 5等級になる肥育牛も少なかったし


BMS 12 に 関しては 一生に一度出るかもしれない(その確率も少ない)


みたいな感じだったような気がします。


今では、 肥育牛(去勢)の半分以上が 5等級になっていますし


BMS 12 も モリモリ出ちゃいますよね。 



BMS12 が 良いかどうかは別として


(現状ではBMSで枝肉価格が決まるので、農家さんはサシを求めなければいけないのですが)


牛舎環境を整えて、牛たちのストレスを少なくして


牛たちの能力を引き出してあげることができれば、ある程度のサシは入るのだと思っています。



豊田さん あの牛 めっちゃイイ感じでしたね。    



ムフフフフ・・・