前回の続きです。
この肥育牛(メス)は先月(2022年10月)出荷したのですが
2020年12月 導入時の日齢、体重、セリ価格は
280日齢 249キロ 導入時の価格は 53.7万円でしたよ。
子牛の時の実物は見ていませんが
おそらく!?痩せていたのだと思います(骨格はしっかりしていたのでしょうね)。
結果としては・・・
月齢 31か月 生体体重 793キロ 枝肉重量 535キロ ロース 98 バラ 9.3 BMS 12
枝肉単価 3051円 になっています。
ちなみに、この牛の血統は・・・
久茂福ー恵茂勝ー百合花(メス) 《3代祖は百合茂ではありませんよ・・・ 》
☆久茂福《島根県》は今回の鹿児島全共で活躍しましたね。
2代祖、3代祖の血統について僕は分かりません。
今の和牛は 少し前と比べると 能力が(サシも増体もそうなのですが)
格段に良くなっています。
15年ほど前は 肥育農家さんにとって 5等級になる肥育牛も少なかったし
BMS 12 に 関しては 一生に一度出るかもしれない(その確率も少ない)
みたいな感じだったような気がします。
今では、 肥育牛(去勢)の半分以上が 5等級になっていますし
BMS 12 も モリモリ出ちゃいますよね。
BMS12 が 良いかどうかは別として
(現状ではBMSで枝肉価格が決まるので、農家さんはサシを求めなければいけないのですが)
牛舎環境を整えて、牛たちのストレスを少なくして
牛たちの能力を引き出してあげることができれば、ある程度のサシは入るのだと思っています。
豊田さん あの牛 めっちゃイイ感じでしたね。
ムフフフフ・・・