営業マンの放浪日記

堆肥作り…久米島(国吉牧場)から

佐藤隆司の日記2010/05/21

宮崎県の口蹄疫は政府もようやく重い腰を上げてワクチンによる封じ込め作戦が始まるようですが、

何故もっと早く手が打てなかったのでしょうか?

犠牲になった方々や、殺処分される牛さん達のことを思うと慰めの言葉も見つかりません。

ただ、これ以上拡がらないことをひたすら祈るばかりです。


こんな状況を思うと、なかなかいつものように筆が進まないのですが、

気を取り直して…久米島での堆肥作りの様子をお伝えします。

 


まずは写真から…

   

久米島は那覇空港から飛行機で西に約30分の島です。

 


   
国吉牧場の牛舎の屋上(実は将来は事務所を増築予定?)からの景色です。海が直ぐ近くに見えて、とても綺麗な景色です。

 

 

   

牛舎から出した糞は一時、運動場に集めておきます。

 


それを堆肥舎にストックしておきます。

   

 


こちらは切り返して発酵途中の堆積山です。

   

 


この堆肥に未熟の堆肥をかぶせ…

   

 

タイヤショベルでよく混ぜます。

     

 

   

 

良く混合した物を再度、綺麗に堆積します。

   

   

 

山の高さは約1.5m位

   


作業が終わった後は、タイヤショベルを洗浄してこの通り。

   

機械は長持ちするように大切にしましょう!


こうして数日するとどんどん発酵が始まり、20日もすると内部の方まで温度が上がり、グッと嵩減りもして山も小さくなってくるはずです。

 

是非良い堆肥を作って採草地に還元し、牛さん達が喜ぶ美味しい草を

たくさん作って食べさせてあげて下さいねっ!