とある農場さんにお伺いしました。
そこは小高い山の頂上付近で
500mほどの標高があり、
とても素敵なところでした。
今回、初めて訪問いたしました。
お話をお伺いしたところ、
牛舎は畜主さんご自身が独学で建てたとのことでした。
(基礎工事含む)
牛舎の柱などは廃材や丸太などを使い、
牛を飼いながら少しずつ進めていったようです。
すごいですね!
さらに驚いたところは
ある年大きな台風が来た時
周りの木々が何本も倒れてしまいましたが
牛舎は何ひとつ被害が無かったところです。
感心させられます!
そこにいる牛たちもゆったりと過ごして
とても良い状態でした。
一方、堆肥舎にある堆肥もとても良い状態でした。
堆肥舎には仕切り(壁)が無いため、
切返しなどの作業がしやすいだけでなく、
そこに棲む微生物叢も均一(安定)になり、
発酵が促進されるとのことでした。
カマボコ状に積んだ堆肥は
切り返しを兼ねて横に移動させます。
その後、下の機械(粉砕機)に投入し粉々にします。
そして、熟成期間を経て完成です。
堆肥を手に取ってみると
サラサラで土のような良い香りがしました。
農場さんには圃場が無いため、
堆肥(完成品)は袋詰め(約20ℓ)にして
近くの農産物直売所で販売しているとのことでした。
とても素敵な取り組みですね!