先日、アースジェネターを給与開始して
間もない農場(酪農家)さんにお伺いしました。
まず、泌乳牛舎を見学しました。
春から秋は放牧、冬期は舎飼いです。
お伺いした日は丁度、舎飼いに移行した時期でした。
放牧時からアースジェネターを給与し始め、
ふんの締りが良くなり、
まさしく今目指しているふんの状態になったとのことでした。
放牧から舎飼いへの移行もスムーズに行っているようでした。
牛の調子が良くなり、お役に立てて何よりです!
次に育成舎を見学しました。
なんと、アースジェネターの給与と同時に
発酵牛床(かさ上げ式)にも興味を持たれ、
1か月ほど前から試しているとのことでした。
(1マスのみ:種付け時期前後3頭)
しかも牛や牛床の状態も良く、
発酵牛床をとても上手に活用されていまして、
正直、驚きました!
マスの広さは15㎡(約3m×約5m)で
育成牛(種付け時期前後)が3頭います。
敷料は牧草を使用しています。
毎日、手作業(フォーク)で牛床を撹拌した後に
少量の牧草を投入しているとのことでした。
始めて1か月ぐらいですが、
床出しはしておらず、敷料を積み足しています。
発酵牛床は、
厚みが25㎝程になっていまして、
臭気が薄く、しっとりフカフカした状態です。
お伺いしたこの日は、気温13℃でしたが、
牛床(約15㎝深部)は24℃ほどありました。
農場主さん曰く、
今現在の感想は
「毎日の床出しが無くなったので
とても楽です(省力化)。
そのうえ、牛が気持ちよく寝て、
調子も良さそうです。」
とのことでした。
今後は、今の管理方法を続けて
更に発酵牛床の厚みを増すことにより、
発酵温度の維持など発酵の促進、安定を目指し、
冬に備えていくとのことでした。
今後の
アースジェネター給与による変化、
発酵牛床の活用による変化に
乞うご期待です!