いつもありがとうございます。
東北地区・九州地区担当 の 岩本尚吾です。
皆さま いかがお過ごしでしょうか。
どの地域もだんだんと寒くなっているのではないでしょうか。
僕は、今週月曜日(18日)の朝は帯広にいたのですが
その日の朝の気温は マイナス 1度でした。
今は九州にいますが、九州も朝晩は少しずつ寒くなってきています。
皆さま くれぐれもお身体大切にしてくださいませ。
そして、今はWCSの収穫、稲わら集めなどでお忙しい時期だと思います。
時間に追われたり、焦ったりということがあるのかもしれませんが
くれぐれも事故がないようにしてくださいませ。
ところで・・・
ある優秀な農家さん(酪農部門と和牛部門をやっています)の話なのですが・・・
その農家さんのところでは、ホルスタインの乾乳牛と和牛繁殖の母牛を1群 6頭ずつ
縦 15メートル × 横 6メートル(スタンチョン6頭分) 90㎡の広さで管理しています。
その90m²のマスがいくつかあります。
牛1頭当たりの広さは 15m² ありますね。
マスごとに扇風機があり、天井が高くて、透明なポリカも(床を乾かすために)活用しているので
実は、床替えをすることがほとんどありません。
牛舎環境(風の通りなど)にもよりますので一概には言えませんが、
1頭当たりの広さがあると 暑い時期には特にウンコが土になっていきますよね。
飼槽(スタンチョン)から奥の水飲み場までの長さが 15メートルあります。
一般的な牛舎と比較すると長いかもしれません(下の写真が15メートルです
)。
お産の時も1つのマスに6頭入れたままで 産ませているのですが
難産や事故になることがほとんどなくて、産後の母牛の状態も良いようです。
その農家さんが言うには
”やっぱり 10メートルじゃなくて 15メートルの長さがあることが良いんじゃないか”
ということでした。
牛たちも 15メートル あるので
時々ダッシュしたり 鬼ごっこをしたり 運動できるので
逆子の予防だったり、ストレス解消になっているんじゃないか ということでしたよ。
この農家さんは、別のところにある牛舎も改築して
長さ 15メートル × 横 6メートル (×2~3) の牛舎にすると言っていました。
ちなみに・・・ 15メートルに科学的な根拠はありません。
母牛は広くゆっくりした場所で育てるのが
牛にとっても 人間にとっても良い ということかもしれませんね。
☆今回写真がなくて、申し訳ありません。
27日以降に写真を追加したいと思っています。