先日、北海道のとある農場さんにお伺いしました。
農場では昨年の春に発酵床牛舎(掘り下げ式)を新築し、
今年は2年目のシーズンを迎えています。
この牛舎では、未経産牛が飼養されています。
快適なベッドによりストレスが軽減され、
肋張り、毛づや、繁殖成績など牛の健康状態は良好のようです。
また、春から現在まで発酵牛床の維持管理を
全くしていないにも関わらず、良好な状態を保たれています。
結果、省力化やコスト削減も実現しています。
今年に入り、
ここに居た4頭が(別棟の牛舎)無事、出産したそうで、
初産にも関わらず安産だったとのことでした。
また、子牛の健康状態を獣医さんに診てもらったところ、
とても状態が良く、母子ともに健康のようで何よりです。
その要因の一つとして、発酵牛床を上手に管理し、
牛のストレスを軽減させていることが挙げられます。
牛舎を建てる時、
一般的ではない発酵床牛舎(掘り下げ式)を
採用することは、簡単ではなかったと思います。
この農場さんが、勇気を持ってトライされたことに
あらためて敬意を表したいと思います。
今後も発酵牛床を上手に活用することにより、
牛のストレス軽減や省力化、良質な堆肥生産、
コスト削減など様々な効果を十分に発揮されることと思います。
私も微力ながらサポートできればと思っております。
また、経過をお知らせいたします。
乞うご期待です!