この夏は30℃以上の日が続き、
記録的な暑さとなりました北海道です。
しかし、ここ数日は打って変わって
10数℃の日が続き、涼しさを通り越し、
もう夏が終わったか!と思うぐらい寂しく寒かったです。
(昨日ぐらいから少し暑さが戻ったようですが)
さて、そんな暑い日が続いた時期に
北海道では1番牧草の収穫作業が行われました。
そして、ほとんどの所で質量ともに最高の出来と
なりました。
多くの農場さんでは、乾草庫が乾草で満杯になり、
入りきらないといったところも多いようです。
写真は、とある農場さんの乾草庫の様子です。
長期間の保管に備え、乾草の品質劣化(カビなど)
を防ぐため、スノコ(パレット)を下に敷いて
乾草を積み上げています。
また、乾草庫に入りきらない場合は、
ラップを巻いて外に保管しているところも見かけます。
(最初から低水分ラップサイレージをつくっている方も
おられます。利点は、乳酸発酵により、嗜好性が高まり、
採食量がアップすることや保存性が高まることなどが
挙げられます。)
今年の豊作は、ここ近年の牧草(麦稈も)の需要と供給
バランスをがらりと変えました。
例年のような牧草(麦稈)の動き(売買)が見込めない中、
先ほど紹介したような品質劣化を防ぐ対策をすることが、
あらためて大事になってくるかもしれませんね!