営業マンの放浪日記

建設中の牛舎③(発酵牛床・北海道)

植田秋良の日記2021/06/17
 

先日、以前にもご紹介しました

日高キャトルセンター株式会社さんにお伺いしました。

 

会社の主な事業内容は、

乳牛の育成牛の預託(1,000頭規模)です。

 

現在、今年秋(1011月頃)の稼働に向け、

牛舎などの施設の工事が順調に進んでいるようでした。

 

少しその様子をお知らせいたします。

 

まず、農場入口からの眺めです

とても広い!

 

次に農場入口すぐの事務所です。

人が住むことができるほど立派です!

 

同じく入口近くには社宅ができていました(4世帯)。

素敵な住宅です!

 

次から牛舎関係を紹介いたします。

まずは隔離舎(1棟)です。

60頭規模です。

 

ほぼ内装もできています。

 

掘り下げ式の発酵牛床です。

火山灰と炭埋の投入が完了し、種堆肥を入れていきます。

 

続いて哺育舎(1棟)です。

190頭(ハッチ30頭、ロボット20頭×8群)規模です。

 

ハッチを置く場所(両側)です。

 

続いて群飼(数頭)の場所(両側)です。

 

そして、哺育ロボットの場所です。

こちらは、かさ上げ式の発酵牛床になります。

 

次は離乳舎(1棟)です。

200頭(50頭×4群)規模です。

 

ほぼ内装もできています。

 

こちらも掘り下げ式の発酵牛床です。

 

続いて育成舎(3棟)です。

1棟約200頭(50頭×4群)です。

3棟で約600頭規模です。

 

同じく、ほぼ内装もできています。

 

同じく掘り下げ式の発酵牛床です。

 

続いて倉庫(乾草庫)です。

何千個分の牧草ロールが必要になります。

 

最後に堆肥舎です。

まずは堆肥原料の保管庫です。

牛舎から排出された堆肥を一時保管します。

 

続いて堆肥製造施設です。

保管庫にある堆肥を毎日少しずつ投入していきます。

施設内では、

堆肥自動撹拌ロボット(CSランド ハイドロモンスター)を

活用します。

毎日少しずつ製品(堆肥)が出来上がります。

 

そして、できた堆肥製品の保管庫です。

(写真の右奥にあります。)

堆肥は圃場還元用だけでなく、

敷料としても再利用します(戻し堆肥)。

 

以上です。

 

外観だけでなく内装なども着々と工事が進んでいまして、

どんどん牛が入ったイメージが浮かんできました。

 

また、進捗状況をお知らせいたします。

 

秋の稼働が待ち遠しい今日この頃です!