とある農場さん(黒毛和牛繁殖、素牛出荷)にお伺いしました。
手作りの育成牛舎の中に入ると・・・・
一角には、この農場さんにとって2頭目となる肥育牛が
いました。
11か月齢のメスで、血統は凛斗福-勝忠平です。
少し発育が良くなかったとの理由から、素牛出荷や繁殖牛としての
自家保留を見送り、肥育することになったそうです。
なかなかスタイルの良い牛ですね!
この牛は、以前に肥育した1頭目と比べ、
腹づくり時期の粗飼料(稲ワラ等)を食べる量がとても多く、
とても楽しみとのことです。
現在は、広いマス(幅約4m×奥行約7m=約28㎡)に1頭しか
いないので、もう1頭ぐらい増やすか検討中とのことです。
繁殖農家さんにとって、肥育まで手掛けるということは、
素牛出荷するよりも、経費や労力、時間が掛かり、
場所の確保も必要で、何よりリスクが高くなります。
しかし、この農場さんは、
近隣で何件もいる黒毛和牛一貫農場さんの現場を見て
話を聞くうちに、素牛出荷では得られないやりがい
(枝肉づくり等)があると感じられまして、
挑戦されたとのことです。
素敵なことですね!
今後も少しずつ肥育する頭数を増やすか、
検討中とのことでした。
素牛づくりも上手な、この農場さんなら、
きっと上手くいくことでしょう!
乞うご期待です!