K農場さんにお伺いしました。
かさ上げ式の発酵牛床を始めて1年が経過しました。
発酵牛床の活用は、主に離乳~素牛出荷までのマスです。
この1年間、発酵牛床の水分、通気状態を見て、
敷料(オガクズ又はモミガラ)の投入や撹拌作業(テーラー)
を行ってきました。
その結果、発酵牛床の厚みが出て、発酵が安定し、
発酵温度の維持、土のような香り、ふん尿の分解具合などの
変化があらわれています。
もちろん、牛の状態も上がり、床出しにかかる労力も大幅に
削減され、省力化に一役買っています。
1マスの広さは、幅2.5m×奥行5m=12.5㎡です。
2頭入っていますので、1頭当り約6㎡となります。
ただ、発酵牛床を活用しているのは、奥側の半分のみ
となります。
1マスのみ自家保留した未経産牛を1頭入れていますが、
発酵牛床の手入れは、ほとんど何もしなくても良好な状態を
保つことができるそうです(下の写真)。
K農場さんは、とても上手に発酵牛床を活用されています
ので、今後が楽しみです。
乞うご期待です!