営業マンの放浪日記

かさ上げ式の発酵牛床(1年後)

植田秋良の日記2020/12/24
 

K農場さんにお伺いしました。

かさ上げ式の発酵牛床を始めて1年が経過しました。

 

発酵牛床の活用は、主に離乳~素牛出荷までのマスです。

この1年間、発酵牛床の水分、通気状態を見て、

敷料(オガクズ又はモミガラ)の投入や撹拌作業(テーラー)

を行ってきました。

その結果、発酵牛床の厚みが出て、発酵が安定し、

発酵温度の維持、土のような香り、ふん尿の分解具合などの

変化があらわれています。

もちろん、牛の状態も上がり、床出しにかかる労力も大幅に

削減され、省力化に一役買っています。

 

1マスの広さは、幅2.5m×奥行5m12.5㎡です。

2頭入っていますので、1頭当り約6㎡となります。

ただ、発酵牛床を活用しているのは、奥側の半分のみ

となります。

 

1マスのみ自家保留した未経産牛を1頭入れていますが、

発酵牛床の手入れは、ほとんど何もしなくても良好な状態を

保つことができるそうです(下の写真)。

 

K農場さんは、とても上手に発酵牛床を活用されています

ので、今後が楽しみです。

 

乞うご期待です!