先日、A農場さんへお伺いしました。
A農場さんでは、新しい牛舎を建て、
今年の夏ごろから掘り下げ式の発酵牛床を活用しています。
掘り下げ式とは写真右の発酵牛床部分を1mほど掘り下げ、
側面のみコンクリートで囲み、下から火山灰、粉炭、バーク、
中熟堆肥を地上の高さまで投入することを言います。
広さは約300㎡(約10m×約30m ※採食通路を含む。
ただし、採食通路は通常の基礎コンクリート)です。
仮に繁殖牛1頭あたり10㎡の広さを確保しようとすれば、
30頭ほど飼養できます。
今はまだ、少しずつ牛を入れていまして、頭数が少ない状況ですが、
近いうちに頭数が増えるとのことです。
今後は、パドックを併設し、発酵牛床にかかる敷料コストや労力軽減などを図る予定です。もちろん牛のストレス軽減にも繋がります。
A農場さんの今後が楽しみです!