今年の2月頃から、
既存牛舎(コンクリート床)にて、
かさ上げ式の発酵牛床を活用し始めたA農場さんに
お伺いしました。
A農場(和牛繁殖経営)さんは
母牛、子牛など全頭にアースジェネターを給与されています。
(子牛は生後すぐに直接、鼻面につけて給与!)
発酵牛床の活用により、
牛が良く寝て、毛づやが良くなり、便の状態が安定した、
等の効果を実感されています。
発酵牛床の状態は、しっとりフカフカで、
ほんのり暖かく、とても良い発酵を保っておられます。
(敷料は稲ワラ。お米の収穫直後はモミガラも併用。)
ただ、高温が続いた今年の(北海道の)夏は、
発酵牛床の温度が高くなり、
牛舎内の室温も高くなった影響で、
牛がバテぎみだったようです。
対策として、
換気扇(扇風機)の設置を予定しているとのことです。
北海道の夏は「涼しく、短い」という印象を持たれますが、
だんだんと暑くなってきて、
暑熱対策が必要になってきました。
今後、
発酵牛床の現場でも十分に注意していきたいと思います!