前回の つづきです。
今回、電話をいただいた獣医さんとの話では・・・
獣医さん: ”岩本くん、現場で今までと堆肥の発酵が違う(発酵が良くなっている)と言ってるよ”
岩本: ”えっ、そうなんですね。 そんな短期間で変化があったことは意外だしとても嬉しいのですが
先生が知っていらっしゃるように、僕らのものは基本的に即効性はないです。
まだ2週間給与しただけなので、長い目で見てください。
今の堆肥 と 来年の今頃の堆肥を比較するとか、そんな感じで見てください・・・”
獣医さん: ”岩本くん、もちろん分かってるよ。 即効性に関しては、そんなに期待はしていないよ。
最終的に、今より少しでも堆肥の発酵が早くなっていけば良いからね。
ただ、現場の方が堆肥の発酵が以前と違うと言っているから、伝えたかっただけだよ。
これから長い目で見ていくし、今後が楽しみだね・・・”
ちょっとビックリしましたが、嬉しい連絡でした。
実は・・・
この牧場の獣医さんは、アースジェネターのことを20年以上知っています。
給与後の堆肥の発酵促進だったり、臭気の減少のことだったり・・・
ということは現場で何度も見ているので、商品に関しての信頼はあるのではないかと思っています。
ただ、今回はあまりにも早く 変化が見えたようなのでそのことを僕に伝えたかったようでした。
ちなみに・・・
この酪農家さんはフリーバーンです。
僕が、先月行って現場(堆肥舎)を見た時も
床替えをしてウンコ達(糞尿とノコクズの混合物)を堆肥舎に持ってきたときに
そのウンコ達はすでに発酵していていました。
敷料のノコクズ と 牛達のウンコが良い具合に混じっていて
程よい水分量になっていたからだと思います。
おそらく、水分量は70パーセントくらいではないかと思っています。
一般的な酪農家さんと比べると床替えの頻度は早いと思いました。
なかなか、この水分量で床替えをするのは難しいです。
(敷料のコストもかかるので、もう少し頻度を遅くする農家さんが多いです)
この牧場の床替えの頻度が 今よりも遅くなると
そのウンコ達(糞尿と敷料の混合物)の水分量が高くなるので、堆肥舎に持ってきたときに
水分調整(ノコクズなどを混ぜて水分量を少なくすること)が必要になってきます。
初期の時点で発酵させないと、堆肥化は難しくなると思います。
酪農家さんのところでは堆肥化は大変です。
そのことは、酪農家さんが一番分かっていらっしゃると思うのですが・・・
ただ、堆肥化の方法はいろいろありますので、
もし興味のある方がいましたら是非ご連絡くださいませ。
各地域の担当者が対応いたします。