東北地区・九州地区担当 の 岩本尚吾です。
皆さま いかがお過ごしでしょうか。
今日の北海道 帯広は 穏やかな天気ですよ。
少し前のことなのですが・・・
ある繁殖農家さん(Hさん 仮名)のところへ行ってきました。
その農家さん(Hさん)は、僕の知っている農家さん(Aさん 仮名)が牛飼いを辞める時に
数頭(4~5頭)妊娠牛を買ってくださっていた方でした。
その妊娠牛は和牛ではなく、F1のメスでお腹の中に和牛の受精卵が入っていた牛でした。
Aさんの地域では F1メスを レシピエントとして活用している農家さんは少なくて
なかなか売り先が見つからなかったのですが その牛達をHさんが買ってくださいました。
HさんがAさんの妊娠牛を買ってくださったのは
Aさんが 困っていたということもあったと思いますし
Aさんが Hさんの後輩だった ということもあったのだと思います。
☆ちなみに、Aさんは 僕の昔からの知り合いで僕の後輩でもあります。
以下は Hさん と 僕の会話です。
Hさん : ”岩本さん、 この前 Aさんの牛から産まれた子牛たちを出荷しましたよ”
”高く売れたので儲かりました。 良かったです”
”子牛が産まれた後、レシピエントに受精卵も着きましたよ”
岩本 : ”Hさん 良かったですね”
”あの受精卵の血統って 幸紀雄ー安福久 とかが多かったですよね”
”Aさんが困っていたときに Hさんがその牛を買ったので
そうなった(子牛も無事に生まれて利益も出た)のだと思います”
”正直に言って、環境も変わるので流産していたとしても おかしくないですよ”
”もちろん、そういうことは 確率の問題 なのかもしれないのですが
やはり困っている人を助けると そうなる(良い方向に進む)のだと思います”
Hさん : ”そうですよね・・・ 僕も そう思っています”
・・・・・・・
Hさんから Aさんの牛達の話を聞き、僕は 嬉しかったです。
困っている人に対して良い意味でアプローチすると、結局 そうなる(良い方向に進む)のだと思います。
もちろん、 このことも 確率の問題 なのかもしれませんが・・・
確率の問題だったとしても
結局、 確率的に そうなる(良い方向に進む)運命だったのではないでしょうか。