以前にも、ご紹介したことがある既存牛舎で発酵牛床を
活用し始めた、とある農場さんにお伺いしました。
発酵牛床を活用し始めて4か月が経過しました。
敷料は、長いままの稲ワラです。
前回も触れましたが、牛は良く寝て、毛づやが良くなり、
お腹が暖かく(冷えづらく)、糞の状態が安定した(特に子牛)
とのことです。
ただ、発酵牛床の厚さが高くなって(40~50㎝程)、
いよいよ表面20㎝程の床出しをしたところ、
とても大変だったとのことです!
それは、稲ワラの長さが、そうさせていたようでした。
そこで、以前から考えていた電動ノコギリ(充電式インパクト)
を購入して、稲ワラを短くしました。
(約60~70㎝ → 約20~30㎝)
利点は、前述の床出し作業の労力軽減に加えて、
ふん尿と良く混ざり、今までより投入量が少なくて済むこと、
また、ロータリーなどで撹拌できるようになる上、
刃(ロータリー)に絡みづらくなる、
などといったことが挙げられます。
ちなみにコストは8万円弱とのことでしたが、
大いに費用対効果が見込めることと思います!
今後が楽しみです!